もうこれで良くない?Amazonでお馴染みSOUNDPEATSの 【Air3 Deluxe HS】をレビュー!結論:コスパ最強すぎ!

こんにちは、ギタリスト/音楽ライターの関口です!

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本日は、Amazonなどでお馴染みのイヤホン専門ブランドSOUNDPEATSさんから最新イヤホンを送っていただいたので、そちらをご紹介していきます。


SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS 

この記事には動画版があります。動画の方では聴き比べも行っておりますので併せてご覧ください!

動画はこちら▼

 

Air3 Deluxe HSの紹介


まずは今回送っていただいたSOUNDPEATSさんの最新イヤホンAir3 Deluxe HSを紹介しながら色々見ていきます。

見た目

まずは本体の質感、見た目をチェックしてみましょう。

ケースは光沢のあるブラック、いわゆるピアノブラックというやつですね。表側にバッテリーランプとペアリングボタン、背面にはロゴをあしらったシャンパンゴールドのプレート、そして底面に充電端子ですね。充電はUSB TYPE-Cになっています。

ケースを開けますと、内装はグレー。イヤホンはプラスチック材質のマットなブラックにコントロールセンサーを内蔵したロゴになっています。ここもケース裏と同じシャンパンゴールドですね。

個人的な感想を言わせてもらうと、ケースは高級感あっていい感じです。ピアノブラックということで結構指紋が目立つんですが、そこが気にならなければ比較的手にも馴染むと思います。

イヤホン本体の方はチープな印象です。せっかくならここもピアノブラックにできたらより高級感が出てよかったなあと思います。

Air3 Deluxe HSスペック

ハイレゾ対応

次に本イヤホン最大のポイントでもあるスペックを解説します。

まず最も特筆すべき点は完全ワイヤレスモデルでありながらハイレゾに対応しているという点。インナーイヤー型ワイヤレス・イヤホンでは世界初の「ハイレゾワイヤレス認定」を取得したイヤホンということですね。

これにより従来では得られなかった、非常に幅広い再生帯域をカバーしているということ。セールスポイントとしては、ボーカルの表現とか金管楽器といった繊細な音に対しても再現力が高まっているということでした。

しかし、ここで一つ疑問が生まれます。そんなハイレゾ音源をBluetoothで飛ばして大丈夫なの?結局劣化しちゃうんじゃない?という部分ですね。

これについてはSOUNDPEATSさん、明確に解答を出しています。

高音質コーデックLDAC対応

そもそもBluetoothで音楽を聴く時って、音声データを圧縮して飛ばしているんですよ。圧縮の形式はいくつかありますが総じてこれをコーデックと呼びます。

そして、一般的なBluetoothのコーデック技術にSBCという方法があります。これでも別に悪くはないんですが、例えばゲームで遊んでいて若干音が遅延をしたり、少なからず音が歪みや劣化経験ありますよね。そして当然、普段からハイレゾで音楽を楽しんでる方にとってこの劣化は望んでいないですよね。

そこでこのAir3 Deluxe HSではこのコーデックをハイレゾ相当の高音質を誇るLDACに対応させています。

SOUNDPEATSさんはこれを、「ハイレゾコンテンツに対して最大990kbpsの伝送レートを確保することで、96kHz/24bitまでの音質伝送を実現」という風に謳っていて、まあ数字とか理論上のデータについてはおいとくとしても、つまりハイレゾ音源に対応して、なおかつ(普通ならBluetoothで多少なりとも劣化してしまうところをコーデックもいい形式を使っているので、)最大限高音質を保っていて、さらに超低遅延ですよということですね。

大口径ドライバー

あと音質の良さを裏付けるものにドライバーの大きさがあります。

ドライバーというのは早い話、音を出すスピーカー・ユニットみたいなものですね。それと同じで音の信号を音として耳に届けるためドライバー・ユニットというものがイヤホンには組み込まれているわけです。

これもさまざまなんですが、スペックとして最もわかりやすいのが音の振動を伝えるための振動板、これの「口径」になります。

口径が大きいほど広い音域に対応できることはもちろん、特に低音に対して大きく優位になります。通常イヤホンのダイナミックドライバーは5〜9mm程度で、各社、イヤホンの小さな筐体に大きなドライバーを組み込むことも、一つ課題となっているわけですね。

そして口径10mm以上が大口径と言われる中、このAir3 Deluxe HSではまさかの14.2mmという特大のドライバーユニットが搭載されているわけです。

ただそういう高い音質や大きな機構を搭載するとその分バッテリー消費も激しくなります。が、ご安心ください。Air3 Deluxe HSの連続再生時間は5時間、充電されたケースのバッテリーも併用すると20時間という長時間再生です。

そしてそこまでハイスペックでありながら、気になるお値段が7180円。いやいやいやコスパ良すぎでしょっていう話ですよ。

確かにイヤホンのマットプラスチックな質感はチープさが漂うし、大きなドライバーを積んだことで見た目も若干ずんぐりになってはいますが、それにしても7000円台はちょっと罪深いですね。

マルチコントロール

スペックとしてはこんな感じですが、最後に先ほどちらっと触れた本体のマルチコントロールのタッチセンサーについて触れておきます。

左右それぞれ、または両方に共通して操作が割り当てられていて

  • 右を1回タッチでボリュームアップ
  • 左1回タッチでボリュームダウン
  • 左右どらちら側でも2回タッチすることで再生/一時停止
  • 両方のセンサーを2回タッチすると電話操作
  • 右を3回タッチで音声アシスト
  • 左を3回タッチでゲームモード

ゲームモードとは…先ほどコーデックの話でした、ゲームプレイ時における低遅延を目的としたモードになります。僕はあまりこの機能が必要なゲームをやらないので検証できないのですが、スマホで音ゲーをする人とか、あとはポータブルゲームでもアクションゲーム、格ゲーをする人にはお勧めできる機能だと思います。

あとは、タッチセンサーを規定時間長押しすることで曲のスキップとか、通話に関する操作を行うことができますよということですね。

感想・まとめ


使う前はもっと安っぽい音というか、こういう中国に本社がある廉価イヤホンってベースとトレブルが強くてミドルが出ない、所謂ドンシャリ系の音だと思ってたんですけど、そんな予想に反してすごく聴ける音というか、もう全然メインで使っていけるサウンドでした。

一方でインナーイヤー型のイヤホンは耳からズレた時にこまめに直すこともあるかと思うんですが、直すたびにこのセンサーに触ってしまって、ボリュームが上がったり下がったりしてしまうのはちょっと不便でした。

ですがこれら操作性を含めても音質、サウンドの指向性、デザインなどもろもろ7000円では安すぎるスペックです!

もし現在イヤホンの買い替えを検討されている方がいればどうぞ候補に加えてあげてください。

当方YouTubeチャンネルの方では、本記事の内容に加えこのイヤホンを使用した聴き比べ動画をアップしています。そちらも併せてご覧ください。

関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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