【News】Porcupine Treeが新曲「Harridan」のMVを公開!ニュー・アルバム『CLOSURE/CONTINUATION』は2022年6月24日リリース!

こんにちは、ギタリストの関口です。

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あのPorcupine Treeが帰ってきました!実に13年ぶりのニュー・アルバム『CLOSURE/CONTINUATION』2022年6月24日にリリースされるとのニュースが飛び込んできました!

バンド概要


Porcupine Tree (ポーキュパイン・ツリー)は、イギリスのプログレッシブ・ロック/メタルバンド。ポスト・ロック/ドリームポップユニットNo-Manや、音楽プロデューサーとしてカリスマ的敏腕さを発揮する現代音楽の重鎮、Steven Wilsonが牽引する、日本でも大変人気の高いバンドです。

1987年にNo-Manからソロ活動へ派生する形で生まれ、1991年にデビュー。練り込まれた設定とスティーヴンの活動理念が凝縮された本プロジェクトは、2つのデモテープ発表を経て枚数限定の1stアルバム『On The Sunday Of Life…』にたどり着きます。

1993年、アルバムの評価に手応えを感じたスティーヴンはイギリスのニューウェーブ・ロックバンドJapanのキーボーディストRichard Barbieriの加入をきっかけにPorcupine Treeをバンド名義として昇華。ポストPink Floydと言われる独自性の強い音楽とアンビエントで人気を獲得していきます。

バンド初期はサイケデリック・ロックやスペース・ロックになぞらえた長尺で抽象的な性質のロックバンドでしたが、90年代後半はより楽曲をコンパクトにし、構築的なプログレッシブ・ロックを展開。さらに2000年以降はスティーヴンがMeshuggahやOpethのMikael Åkerfeldtらと交流を持ち出した時期で、彼らの音楽プロデュースを通じてPorcupine Treeはよりヘヴィでメタリックな路線へとシフトしていきます。

2010年代に入ると、スティーヴンがソロ活動へ専念することとなります。PTのアルバム自体も2009年を最後に休止しますが、このたび、2022年6月の新アルバムの発売と2022年10月からのツアーを発表!再起動メンバーはスティーヴン、リチャード、そしてGavin Harrisonの3人となっています。。

新曲「Harridan」


そしてこの度の新曲「Harridan」

ブリブリと存在感のあるオルタナなベースとギャヴィンのドラムが非常に心地い良いイントロ。今回、本来のベースであるColin Edwinが参加していないので代役が気になるところですが、それは現在のところ発表なし。一部ではスティーヴンのソロを支えるNick Beggsではないかと囁かれていますが、まぁ最も可能性が高いという話だと思います。

スティーヴン特有のノイジーなヴァースを聴いて、ああPorcupine Treeが帰って来たんだなぁと実感が湧いて来ますね。そして近年No-Manやソロにおいてもエレクトロな傾向が強かったので、今一度生々しいロックが聴けるのは大きな意味があります。とは言いつつ、3:30〜あたりのヘヴィなギターリフがうねるワンシーンでは入れ替わるようにシンセベースも登場していたりして、タダでは戻ってこない気概もすでに滲み出ています。

なおApple Musicを始めサブスクリプションでも配信が始まっていますが、他の楽曲についてはタイトルも公表なし。次に発表されるまでのお楽しみという徹底ぶりです。

ニュー・アルバム『CLOSURE/CONTINUATION』は2022年6月24日にリリース!プリオーダー、ダウンロードはTownsend Musicを始め各サービスにてどうぞ▼

https://porcupinetree.lnk.to/PTCC

関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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