【News】Dream Theaterがニューアルバム『A View From The Top Of The World』のリリースを発表!発売日は2021年10月22日!

こんにちは、ギタリストの関口です!

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ついにこのニュースをお届けできる日がやってきました。

アメリカのプログレッシブ・メタルバンド、Dream Theaterの15枚目最新スタジオアルバムが2021年10月22日にリリースされます!

タイトルは『A View From The Top Of The World』

今日はこの一大ニュースを見ていきましょう!

バンド概要


2010年以降、James Labrie(Vo)、John Petrucci(Gt)、John Myung(Ba)、Jordan Rudess(Key)、Mike Mangini(Dr)というメンバーで活動を続けているDream Theater

マンジーニが加入してから今年で11年、このメンバーでの活動も一層盤石になっていきた印象を受けます。

2011年『A Dramatic Turn Of Events』は、活動に不安を覚えるファンに対して継続を約束する手堅いアルバム。2013年『Dream Theater』は、この5人で何ができるかを模索した新たなDream Theater像の追求ということでライブ向きなナンバーも登場しました。

2016年『The Astonishing』では、バンド初の超本格ロック・オペラへ着手。緻密に練られたストーリーとラブリエの表現力に全集中した異色の一枚となりましたが、時を経て高い評価を得ています。

そして2019年の『Distance Over Time』。コンパクトにまとめあげた楽曲からは若き頃の贅肉を感じさせない、ある意味で大人、それでいて無邪気なプログレッシブ・メタルを堪能できます。

前身であるMajestyから数えると36年にも及ぶバンド活動で未だ王者の地位に立つ、そんな彼らの最新作とはどのようなものなのでしょうか。

ニューアルバム『A View From The Top Of The World』


最初にこのアルバムについて情報が出たのは昨年のこと。

「全員が曲作りに意欲を燃やしていて、来年(2021年)には新しいアルバムが出せるだろう」と、誰が発言したかは忘れましたがそのようなインタビューを読みました。

そして今年4月、ペトルーシがYouTubeチャンネル「Thomann’s Guitars & Basses」に出演。そこで、新たに製作した8弦シグネチャーモデルをお披露目するとともに、Dream Theaterの新譜が今年後半にリリースされることを示唆しました。

気になるその記事はこちら▼

【News】Dream Theaterがニューアルバムのレコーディングが完了したと報告!

Dream Theaterは、前作『Distance Over Time』と5thアルバム『Metropolis Pt.2』のアニヴァーサリーを抱き込んだワールド・ツアーを実施中に、新型コロナウイルスによるパンデミック、及びロックダウンの危機に晒されました。ツアーは延期、もしくは中止となり日本でも予定されていた公演が無くなってしまったのは記憶に新しいです。

そこから各々自宅で自粛する期間を経て、次に自分たちにできるのは新たな作品づくりだと気持ちを切り替えることとなります。そして彼ら専用のレコーディング・スタジオ、リハーサル・スペース、コントロール・ルーム、そして機材保管庫を兼ねるDTHQ (Dream Theater Head Quarters)にてハイクオリティな作品づくりに乗り出しました。

アメリカを拠点としている彼らですが、唯一、ラブリエのみはカナダに自宅があるため、ZOOMによるリモートでの仕事をこなし、今年3月にニューヨークにてボーカルを録音したとのことです。

アルバムのアートワークには他にRushやNeal MorseでもおなじみのHugh Symeがデザイン。ノルウェーのシェラーグボルテンをモチーフに、そこから見下ろす都会や靴、男の子、鳥など気になるアイテムが独特のユニークさで配置されています。

シェラーグボルテン(ノルウェー)

また今回、すでにトラック名と収録時間も判明していますのでそちらも載せておきます。

  1. The Alien (9:32)
  2. Answering The Call (7:35)
  3. Invisible Monster (6:31)
  4. Sleeping Giant (10:05)
  5. Transcending Time (6:25)
  6. Awaken The Master (9:47)
  7. A View From The Top Of The World (20:24)

気になるのはやはりタイトル・ナンバーである「A View From The Top Of The World」ですかね。『Dream Theater』収録の「Illumination Theory」以来となる20分を超える大作です。近年のDream Theaterは比較的曲がコンパクトな傾向にありましたので、久々に大型のプログレが聴けそうで今から期待です。

そして、このアルバムを引っさげた北米ツアーが同月から始まるわけですが、その告知がこちら▼

なんとゲストにArch Echoを迎えてのツアーとなり、日本でもすでに高い注目度となっています。そしてこのアート・ワークは狙ってか狙わずかMarillionの『Somewhere Else』ですね。

と、こんな感じですでに考察が色々できそうなDream Theaterのニューアルバム『A View From The Top Of The World』。Inside Out Musicより第2弾となるオリジナル・アルバムでリリースは2021年10月22日となります。これから新曲の公開などもありますので楽しみですね!

動画にもまとめました!ここでしか聞けない話を是非チェックしてみてください!▼

関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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