【News】Big Big Trainが新曲「The Strangest Times」のMVを公開!ニューアルバム『Common Ground』は2021年7月30日にリリース!

こんにちは、ギタリストの関口です。

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イギリスのプログレッシブ・ロックバンドBig Big Trainが、2021年7月30日にニューアルバム『Common Ground』をリリースします!

バンド概要


Big Big Train(ビッグ・ビッグ・トレイン)は、イギリスのボーンマス、ドーセット、イングランドの3都市で1990年に結成したプログレッシブ・ロックバンド。

’90年代由来のプログレッシブ・ロックバンドというのはニッチな存在かもしれませんが、Big Big TrainはYes、Genesisより始まる英国情緒溢れる王道プログレを展開し、壮大な旅やストーリーを感じさせるシアトリカルな楽曲が特徴です。

メンバー変遷は少なくないものの、ボーカルのDavid LongdonやドラムのNick D’Virgilio、ソロ・プロジェクトも運営するギター、キーボードのRikard Sjöblomなど、名実を両立した人物が多数在籍。温かみのあるボーカルと豊かな演奏技術でイギリス本土やヨーロッパの雰囲気を曲に乗せ発信しています。

さらにコンスタントな作品リリースを続けファンを待たせないバンドの一つでもありますが、前作『Grand Tour』より2年、新たな伝承プログレの旅が始まります。

新曲「The Strangest Times」


ロングドンによる歌詞からは「コロナによる封鎖、家族や愛する人との分離、長期に亘る時間の経過、そして知人の死」といったメッセージが読み取れます。

しかしながら、曲はいつものBBTで、気持ちのいい8ビートにポップなピアノやアコースティック・ギターが形作る爽やかなサウンドになっています。MVではリカルドのギター・ソロに乗せて、ロンドンの街並みや自然豊かな情景が映し出されます。

これまで大いなる世界への関心だったり、旅をする壮大で夢のような世界観を描いてきたBBTですが、最新作ではこのように身近に起きる事象や誰も無視できないリアルを綴った楽曲も見受けられるようです。

また先に発表されたタイトル曲「Common Ground」においても、身近な人とのコミュニケーションを映像に映し出し、それがCommon Ground=共通点としていることから、BBTがただ孤独なひとり旅をしていたわけではなく、世界とはすなわち人と人との営みであるという意思を再認識できる内容です。

ニューアルバム『Common Ground』は2021年7月30日にリリース。パッケージ情報、ダウンロードなど購入は公式HPよりどうぞ▼

https://bigbigtrain.bandcamp.com/

アルバム参加メンバー

  • David Longdon – Lead vocals
  • Gregory Spawton –  Bass
  • Rikard Sjöblom  (Beardfish, Gungfly) – Guitars, Keyboards, Vocals
  • Nick D’Virgilio – Drums, Vocal

その他参加ミュージシャン

  • Carly Bryant – Keyboards, Vocals
  • Dave Foster – Guitars
  • Clare Lindley – Violin, Vocals
  • Aidan O’Rourke – Violin

収録楽曲

  1. The Strangest Times
  2. All The Love We Can Give
  3. Black With Ink
  4. Dandelion Clock
  5. Headwaters
  6. Apollo
  7. Common Ground
  8. Atlantic Cable
  9. Endnotes


Common Ground

関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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