Dream Theater「Lost Not Forgotten Archives: Images And Words – Live In Japan 2017」: 公式ブートレグ第一弾が投下!大人気ライブI&Wを再現した、武道館公演の熱狂が今ここに蘇る!

こんにちは、ギタリストの関口です。

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本日はDream Theaterの公式ブートレグ『Lost Not Forgotten Archives』第一弾をご紹介します。

Lost Not Forgotten Archives: Images And Words – Live In Japan 2017 / Dream Theater


ザ・ロスト・ノット・フォゴトゥン・アーカイヴズ:イメージズ・アンド・ワーズ〜ライヴ・イン・ジャパン 2 (完全生産限定盤)

Dream Theater(ドリーム・シアター)はアメリカのプログレッシブ・メタルバンド。

来歴・経緯


バンドのブレインにして、2010年に脱退した前ドラマー、Mike Portnoyが在籍していたころから、Dream Theaterは彼らのデモ・テープやカヴァー、スペシャル・ライブの様子、言わばレア音源を自らの手でまとめたバンドの公式ブートレグを発表してきました。

ポートノイ脱退前の2009年を最後に同シリーズは久しくその姿を拝むことができずにいたわけですが、この度所属しているInside Out Musicとコラボレーション。『Lost Not Forgotten Archives』として、今後数年に亘ってまた彼らのレア音源・ライブ音源がリリースされることとなりました。

第一弾は、2017年9月11日に日本武道館で行われた『Images, Words And Beyonds』の第二部から、アルバム『Images And Words』のフル演奏を収録。日本では同年の11月にWOWOWにて一度放送、2021年1月30日には初の全世界配信も実現した、非常に人気の高いライブとなっています。

ギタリストであり、このプロジェクトのプロデューサーも兼ねるJohn Petrucciは、「このアルバムは今でも演奏していて楽しいよ。我々が世界で知られることになったアルバムだから、全ての曲に思い入れがある。〜中略〜 この2枚目のアルバムでDream Theaterを知ったファンが多い。だから、ファンにとって、このアルバムは特別なものになっているんだよ」とコメント。

『Images And Words』は当初、2枚組でラストに「A Change Of Seasons」を収録する予定でしたが、当時のA&R (レコード会社でアーティストの発掘・契約・育成や制作を主な仕事とする職種、言ってみれば担当編集)の判断で収録を見送った経緯があります。この度のブートレグには未収録ですが、ライブ当日の武道館ではアンコールに「A Change Of Seasons」が演奏されたのでその喜びは会場にいたファンのみが共有できるプライスレスな思い出でしょう。

アルバム参加メンバー


  • James LaBrie – Vocal
  • John Petrucci – Guitar
  • John Myung – Bass
  • Jordan Rudess – Keyboard
  • Mike Mangini – Drums

楽曲紹介


  1. Pull Me Under
  2. Another Day
  3. Take the Time
  4. Surrounded
  5. Metropolis Pt.1: The Miracle and the Sleeper
  6. Under A Glass Moon
  7. Wait for Sleep
  8. Learning to Live

セットリストに関してはもはや言うまでもありませんが、彼らの2ndアルバム『Images And Words』の完全再現となります。となれば語れることも限られますが、その中でもいくつか聴きどころがありますのでそれらにフォーカスを当ててみます。

#1「Pull Me Under」は特に大きな変化はなし、続く#2「Another Day」ではエンディングでジョーダンによるキーボード・ソロが設けられています。盛り上げ方としては常套手段な感じですがパッショナブルでいい演出です。

#3「Take the Time」では同じくアウトロでソロ・タイム。ここではペトルーシの1stアルバムから「Glasgow Kiss」の一節がフィーチャーされます。演奏は十二分にいいのですが、やはりラブリエの声量に全盛期のような伸びがないのはロックスターの宿命みたいなものを感じてしまいますね。

個人的にこの公演はアリーナの前から7列目くらいで観ていたのですが、当時は気分が盛り上がりまくっていたので気にならずとも、こうして音源として聴くと、よくも悪くも色々見えてきます。もっとも、この作品自体がファン・アイテムの延長線なので、ボーカルのみに苦言を呈するのはナンセンスかもしれませんが。

#4「Surrounded」で緩急の緩。落ち着いた堅実なプレイで観ているこちらも安心します。第二部のハイライトとも言える#5「Metropolis Pt.1: The Miracle and the Sleeper」では、Mike Manginiのドラム・ソロ、そしてインスト・パートの一部で楽器隊全員がユニゾンするという異例のアレンジを聴くことができます。

2017年のジャパンツアーは大阪、名古屋、東京の三都市による一公演ずつだったため、この日本武道館には著名なミュージシャンも多数訪れたと聞いています(その後追加公演で大阪国際会議場メインホールと東京国際フォーラム ホールCが追加)。この#5はプロアマ問わず会場にいた全員がDream Theaterに飲み込まれた瞬間だと思います。

個人的に生でペトルーシのソロが見たかった#6「Under A Glass Moon」。Dream Theaterでも屈指の名ソロとして有名なこの曲はこの日も完璧でした!そして#7「Wait for Sleep」とエンド・テーマである#8「Learning to Live」。こちらも大きな変更点はありませんが、最後の1音まで安心と信頼の演奏とボーカル、これでこそDream Theaterといった内容です。

最後に


2020年年末にライブ・アルバム『Distant Memories – Live In London』がリリースされましたが、本作は大々的にビデオ・シューティングを謳っていたわけではないのに非常に音も良く、本当にブートレグでいいの?と確認したくなるほど「作品」として完成されています。

先に今後数年に亘ってリリースされると言いましたが、日本盤では高品質Blu-spec CD2仕様でライナー・ノーツまでしっかり用意されている豪華仕様。以前のブートレグ・シリーズのように単なるレア音源やファン・アイテムといった公式海賊版の域を飛び出した作品群なので是非チェックしていただければと思います!

関口竜太

東京都出身。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロギタリスト山口和也氏に師事。ロックやメタルに加え、ブルース、ファンク、ジャズなど幅広い演奏や音楽理論を学ぶ。 プログレッシブロック/メタルの大ファン。自身が企画するプログレッシブ・ロックプロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。

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