プログレッシブ・ロックのアルファにしてオメガ!バンドの半世紀を一冊にまとめた『キング・クリムゾン全史』が出版!

こんにちは、ギタリストの関口です。

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本日は一冊、本のご紹介…いや、まだ全く読めていないのでご案内と言った方が適切でしょうか。

その本とはこちら。

キング・クリムゾン全史 混沌と錬修の五十年 / ele-king books


キング・クリムゾン全史 混沌と錬修の五十年 (ele-king books)

というわけで、株式会社Pヴァインの中で、日本の音楽雑誌の中でもプログレッシブ・ロックやジャズ、ソウルなどを扱うele-kingの書籍部門ele-king booksより、この度登場したのはなんとプログレッシブ・ロックバンドの帝王、King Crimsonの50年をまとめた全史本です。

こちら、2007年にも出版、その後絶版となっていたものに加筆をし、さらにそこから2019年までの12年も付け加えた究極のクリムゾン辞典です。

著者はイギリスのフリーライターSid Smith氏。翻訳は同社出版『レディオヘッド/キッドA』『レディオヘッド/OKコンピュータ』などで知られる島田陽子さん、そして監修は2012〜2014年にリットーミュージック社の専門誌『リズム&ドラム・マガジン』で編集長をしていた大久保徹さん。

とまぁ基本情報はそのくらいで、今回は実際に買ってみたのでその写真をどうぞ。

どうですかこれ、完全に辞書ですよねこれ。

重厚な箱カバーに身を包み、50年という歴史の重みにも耐えるハードカバー。白と黒のシンプルな地(厳密にはクリーム色と茶色)に、バンドカラーである真紅が映える多くを語らないデザイン。総ページ数864ページ。ここに書いてなきゃ後はわからないという威厳を感じます。

内容としては前述したように、バンド結成前夜から2019年までの半世紀を語るヒストリー。詳細な楽曲解説。スタジオアルバム、ライブ音源など膨大なディスコグラフィのレビューなどなど。

もちろんレビューは著者の主観的なものだけでなく、本人たちによる幾度ものインタビューによって得られた実録を踏まえたものなので、もはや知りたい項目について憶測で語ったり想像で補ったり、自分の中のファンタジーに委ね記憶を曖昧にしなくてもいい安心感がこの重みからは伝わってきます。

私個人としては、音楽以上に活動や人間関係が複雑なこのKing Crimsonというバンドをもっと知りたいと思ったし、単に読んで終わりではなくこうしてブログやYouTubeなどの二次的アウトプットも持ち合わせているので、長い目で見ても役に立つだろうと思い自分の財布にモルヒネを打って6,900円(税別)のボタンをぽちりとしたわけです。

そしてこれを読むにふさわしい人はもっといると思っていて、King Crimsonが大好きで関わった人物相関などにも自信があるクリムゾンマニアにこそ是非手にとってご自身のバンド愛を確固たるものとしてほしい、そんな思いを馳せています。

いずれこの本から得られたものを何らかの形にできたらと思っていますが、膨大な歴史の波にこの気持ちが掻き消されてしまいそうになったときはどなたかに一声かけてほしいものです。

関口竜太

東京都出身。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロギタリスト山口和也氏に師事。ロックやメタルに加え、ブルース、ファンク、ジャズなど幅広い演奏や音楽理論を学ぶ。 プログレッシブロック/メタルの大ファン。自身が企画するプログレッシブ・ロックプロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。

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