米The Prog Reportが行なったアンケート結果発表!今人気のDream TheaterソングTOP20!

こんにちは、ギタリストの関口です。

スポンサーリンク

先日、アメリカのプログレ情報サイトThe Prog Report『あなたが選ぶDream Theaterの曲TOP3』というアンケートを実施していました。

その時の内容は下記の記事に起こしてあるのですが、アンケート回答者から抽選で一名に9月に発売されるDream Theaterの海外版ムック本『Dream Theater: Every Album, Every Song (On Track)』が当たるというお話でした。

米The Prog Reportがアンケートを実施。好きなDream Theaterの曲TOP3を送って新刊「Dream Theater: On Tracks」をゲットしよう!

まぁ、その抽選は抽選として、このアンケート結果から今回『人気のDream Theater曲TOP20』が発表されたので見ていこうと思います。

アメリカが中心となったアンケートなので、Dream Theaterの母国ではどんな曲が人気なのか、日本と違いはあるのかその辺も気になるところです。

では見ていきましょう。

20-11


20位:Surrounded

19位:As I Am

18位:Stream of Consciousness

17位:Take The Time

16位:Illumination Theory

15位:Under a Glass Moon

14位:Six Degrees of Inner Turbulence

13位:Scarred

12位:Pull Me Under

11位:Space-Dye Vest

まずは11位まで。2ndアルバム『Images and Words』からの曲が4曲も入る手堅い順位となりました。

一方で7thアルバム『Train of Thought』から「As I Am」「Stream of Conciousness」、3rdアルバム『Awake』から「Scarred」「Space-Dye Vest」がランクインするなど重ためなアンビエントの楽曲も選ばれていますね。

個人的に応援したいのは16位の「Illumination Theory」で、ここまでで唯一のMike Mangini曲です。大作曲であるが故に好かれやすい傾向にはありますが、フルオーケストラとメタリックなシャッフルとの美しいコントラストが正当に評価されたと見ていいでしょう!

続いてTOP10を発表していきます!

10-4


10位:The Spirit Carries On

第10位は5thアルバム『Metropolis Pt.2: Scenes From A Memory』から「The Spirit Carries On」。Dream Theaterのバラードの中でも一番人気で、それは今回のランキングでも同じ。

6/8のゆったりとしたリズムにサビごとに一段盛り上がっていくJames LaBrieのボーカル、展開を持たせたJohn PetrucciのエモーショナルなソロやTheresa Thomasonによる圧巻のスキャットとゴスペルまで、当時のバンドが持てる最強のクオリティを実現した名曲だと思います。

9位:The Dance of Eternity

続いても同じく『SFAM』から超絶インスト曲「The Dance of Eternity」がランクイン。

Dream Theaterの超絶曲と聴くと未だこの曲がTOP1,2くらいに上がるメタル/プログレ両面において最高クラスのインスト曲。若干中だるみしがちな中盤からエンディングに向けて一気にテンションを盛り返すというアルバムでも重要なポストに位置し、改めてこの作品の緻密さが伺えます。

8位:The Glass Prison

6thアルバム『Six Degrees of Inner Turbulence』からオープニングを派手に飾る「The Glass Prison」が第8位。

前職のドラマーMike Portnoyが苦しめられたアルコール依存症を克服するための「12のステップ」(Bill Wilson考案)を元とした超大作組曲の皮切りで、終始アグレッシブな演奏の他、組曲として重要なテーマも散りばめられています。

何よりも前作『SFAM』を消化した上で次の1発目がこれだったので衝撃を受けた人は多いのではないでしょうか。

7位:Home

個人的には意外だった『SFAM』からの長尺ナンバー。

ストーリーの真相が徐々に明らかになっていく過程やミステリアスな空気がリスナーに独特な緊張感を与える曲で、分母を16にしたエジプシャンな変拍子フレーズなど、聴こえてくる以上にどぎつい難易度。ワウを使用した印象的なリフもシンプルながらかっこいいですね。

6位:Breaking All Illusions

11thアルバム『A Dramatic Turn of Events』から唯一のランクインとなった近年Dream Theaterにおける名曲「Breaking All Illusions」が第6位。

ポートノイ突然の脱退から新加入のマンジーニを迎えるもどこか不安なファンたちへ向け、最もわかりやすいDream Theater像をテーマにした11thアルバム。その中で一際輝いていた曲がこの「Breaking All Illusions」です。無駄のない実に「らしい」ドラマティックな展開や美しいメロディライン、その他どこを切り取っても「The Dream Theater」になっている屈指の名曲です。

5位:The Count of Tuscany

10thアルバム『Black Clouds & Silver Linings』からこちらも唯一のランクイン。

ポートノイのイニシアチブにより長尺曲が並ぶ本作において最も長い19分を要する大作ナンバー。イントロのアルペジオや中盤以降の展開などオーセンティックなプログレッシブ・ロックからの影響を改めて感じる一曲となっています。

この10thアルバムはメンバーの実体験や実話が基となっていたり、各曲の終わりはイントロに戻ってくる構成になっていたりと演奏以外のコンセプトに目を付けても非常に興味深いです。

4位:Learning to Live

『I&W』からの13分弱のラスト曲が堂々第4位。

プログレッシブ・メタルというジャンルを問い詰めればメタルに分類されるのですが、そのメタルとして必要な成分を確保しながらプログレ側に比重を置いたバランス感覚は見事としか言いようがありません。

僕個人としても『I&W』は最初に触れたDream Theaterのアルバムだったのですが、ラブリエの澄んだボーカルに感動したし同収録曲「Wait for Sleep」のピアノを伏線回収するそのアイディアにかなり衝撃を受けました。

すでに名曲揃いですがここからが注目です。ではTOP3の発表です。

3-1


3位:Metropolis Pt.1: The Miracle and The Sleeper

アンケート第3位に輝いたのは『I&W』収録の大作プログレナンバー「Metropolis Pt.1: The Miracle and The Sleeper」。

TOP20に6曲もランクインするとは恐るべし2ndアルバム。9分の曲の中の大半をインストパートで締めるこのナンバーは、ラブリエが加入するまでの期間バンドが練習を重ね作曲した経緯があり、その時の仮タイトルが「Images & Words」だったことは有名な話。

プログレ=テクニカルな長尺インストというここ30年のイメージを作り上げ、この曲を元に『SFAM』が作られるなどバンドの内外に関わらず功績のある曲です。

2位:Octavarium

第2位は8thアルバム『Octavarium』から24分に及ぶ大作のタイトルナンバー。個人的にもアンケートに書いた1曲ですが、こうして好成績を収めると嬉しくなってしまいます。

この曲は、まずアルバムを通して無限にループする構成で、さらに音楽のオクターブや黄金比、フィボナッチ数列に当てはめた「8」という数字の神秘に言及した非常にプログレッシブなテーマが特徴。

最終曲となる「Octavarium」は各楽曲をまとめる役割もさることながら、Pink FloydやGenesis、Yesと言ったプログレ音楽の名バンドオマージュを初め、彼らが影響を受けた映画や俳優、事件などを散りばめた言葉遊びがあったりと聴けば聴くほど発見のある奥深いナンバーです。

1位:A Change of Seasons

そして映えある第1位に輝いたのはミニアルバム『A Change of Seasons』収録のタイトルナンバー。

Dream Theaterにとって初の20分を超える大作となったこの曲は、リリースより以前からライブでは演奏されてきた曲の音源化で、確か『I&W』に収録予定だったけど「Learning to Live」までで完成されていたので見送られた…ようなエピソードもあったような。新加入となったDerek Sherinianのキーボードも新鮮で素晴らしいです。

曲のテーマはポートノイが幼い頃に事故で母親を亡くしたことをきっかけに思いを馳せた輪廻天生で、これが「Metropolis」に繋がったり「A Nightmare to Remember」に繋がっていると考えると、死の事実とは別にそれを創作へ昇華していくのがうまいんだと感じますね。

以前から海外では特に人気の曲で、プログレ文化が日本よりも根付いている結果だと思います。

以上、米The Prog Reportが行なったアンケートとその結果となる『人気のDream Theater曲TOP20』でした。

お気に入りの曲などありましたらコメントもいただけると嬉しいです!ご静観ありがとうございました!


Dream Theater: Studio Albums 1992-2011

関口竜太

東京都出身。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロギタリスト山口和也氏に師事。ロックやメタルに加え、ブルース、ファンク、ジャズなど幅広い演奏や音楽理論を学ぶ。 プログレッシブロック/メタルの大ファン。自身が企画するプログレッシブ・ロックプロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。

おすすめ

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。