リリース直前!Pain of Salvationが新曲「Panther」のMVを公開!ニューアルバムは2020年8月28日にリリース!

こんにちは、ギタリストの関口です。

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スウェーデンのプログレッシブ・ロック/メタルバンドであるPain of Salvationが2020年8月28日にニューアルバム『Panther』をリリースします。


Panther

様々な音楽からの影響が融合されたシアトリカル(物語性)なアルバムや楽曲構築を持ち、King CrimsonやGentle Giantと言ったプログレッシブ・ロックや、PanteraやRammstein、White Zombieと言ったインダストリアルでモダンなヘヴィメタル両面を受け継いだ、現代ヘヴィプログの代表的バンドです。

2017年リリースの『In The Passing Light Of Day』以来およそ3年ぶりとなるこの新作は、プロデューサーにIn Flames、Mashuggah、Devin Townsendで知られるDaniel Bergstrand氏を迎え、より多角的なアプローチを行なっていくと明言しています。

新曲「Panther」


あと2週間ほどでリリースされるニューアルバム『Panther』中から、おそらく先行配信シングルとしては最後になるタイトルナンバー「Panther」のMVがこの度公開となりました。

これまで発表された2つの新曲を聴いているとデジタライズされた雰囲気というか、これまで以上にシンセサイザーによる奥行きが増したように感じますよね。

この「Panther」もその例に漏れずと言った具合で、ループ的なドラムにボーカルDaniel Gildenlöwのラップが入ったりして割とローハイな感じにまとめている印象です。バラードとしての色合いを持つサビでは結構Steven Wilsonとか比較的近代チックなプログレの様式を今回は採用していますね。

これに関しては本人たちも「多角的」であったり「これまで以上に現代にマッチした内容」とまで言っていて、今年発表された新譜らを見ているとFrost*、Steven Wilson、Lonely Robotなどデジタルなアプローチが気を引く昨今のプログレ界隈なので、Pain of Salvationにもそうした傾向が見られるかもしれません。

一方で、Katatoniaの新譜『City Burials』がこれまで以上に深淵なメタルでテクニカルな内容でしたので多角的を都合よく捉えるならどこかでガツンとメタリックなナンバーが来ることも期待したいと思います。

アルバムは2020年8月28日にリリース。収録曲には13分を超える対策も含まれていますのでこの2020年マストの一枚となりそうです。

『Panther』トラックリスト

  1. Accelerator
  2. Unfuture
  3. Restless Boy
  4. Wait
  5. Keen to Fault
  6. Fur
  7. Panther
  8. Species
  9. Icon

アルバム参加メンバー

  • Daniel Gildenlöw – Lead vocal
  • Johan Hallgren – Guitar, Vocal
  • Léo Margarit  – Drums, Vocal
  • Daniel Karlsson – Keyboard, Guitar, Vocal
  • Gustaf Hielm – Bass, Vocal

関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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