英国ネオプログレッシブの牙、John Mitchellが率いるLonely Robotが新曲を発表!ニューアルバムも6月17日にリリース!

こんにちは、ギタリストの関口です。

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大分前にアナウンスされ、巷では話題となっていたのですが、イギリスのプログレッシブ・ロックバンドLonely Robotのニューアルバム『Feelings Are Good』が2020年6月17日にリリースされます。

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このLonely RobotはギタリストJohn Mitchellがリーダーを務めるソロプロジェクトバンド。

ジョンは1980年代に勃興したネオプログレッシブ・ロックブームの第一人者で、もっとも有名なMarillionに続き、ArenaKinoIt Bites、そしてスーパーグループFrost*活躍中。

2015年からスタートしたLonely Robotは、ドラムにネオプログレッシブ・ロックバンドPendragonやKino、そしてSteven Wilsonでその腕を振るうCraig Blundellが担当。マルチプレイヤーのジョンと二人組によるユニット編成となっています。

新曲「Life Is A Sine Wave」

さて、今回配信された新曲「Life Is A Sine Wave」ですが、80年代のGenesisを思わせるシンセサイザーが印象的なネオプログレナンバーとして盤石な一曲です。

80年代はプログレの再興をかけながらも、ポップさを意識したばかりに曲の良さとセールスがイマイチ釣り合わなかった時期であり、当時の音楽が評価されるのはひとしきりバンドが出揃ってからの話になります。

ジョンも言わばそんな世知辛い時代を生き抜いた一人で、ポップかつ若干ニューウェーブな香りも漂う新曲から、筆者は生まれていないのに妙な懐かしさを感じてしまいます。

またギタリストとしても優秀で、Frost*のようなテクニカル集団の中でも高速ユニゾンを決めたり、ギターの旨味を生かしたエモーショナルなソロもお手の物なので本作でもマルチな才能とファインプレーが聴けるのではないでしょうか。

ニューアルバム『Feelings Are Good』はInside Outより2020年6月17日にリリース。

  1. Feelings Are Good (1:16)
  2. Into The Lo-Fi (4:17)
  3. Spiders (5:04)
  4. Crystalline (5:16)
  5. Life Is A Sine Wave (6:33)
  6. Armour For My Heart (5:18)
  7. Suburbia (5:03)
  8. The Silent Life (5:04)
  9. Keeping People As Pets (5:20)
  10. Army Of One (6:23)
  11. Grief Is The Price Of Love (1:25)
  12. The Silent Life (Orchestral Version) (5:04)
  13. Crystalline (Orchestral Version) (5:18)

各種ストリーミングサービスやプレオーダーはこちら▼

https://lonelyrobot.lnk.to/Feelingsaregood

関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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