元Dream TheaterのMike Portnoyが警鐘。「あらゆるステージに戻る機会を失い別れのキスをするだろう」【新型コロナウイルス】

こんにちは、ギタリストの関口です。

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本来ならプログレ関連の記事を書きたかったのですが、先週の半ばに扁桃炎で喉を痛めてしまいずっと微熱っぽい日が続いています。

原因は畳でうたた寝したからです、ごめんなさい。

緊急事態宣言が発令された翌日から毎日体温を測るようにした結果、それまで微熱と思っていた体温も実は平熱の範疇だと知ってからは大分過ごしやすくしていたのですが、金曜日に扁桃炎と診断されてからは、それでも37度くらいまでは上がるのであのときうたた寝した自分の失態を嘆いて猛省してます。

さて、そんな緊急事態宣言も本日5月25日に解除される見通しとなっていますが、昨日の東京の新規感染者数は14人と、本当に解除して平気なのか思いは人それぞれです。

我が家にもようやく政府からのマスク、所謂アベノマスクが届いたのですが、すっかりブームが過ぎ去り売り場にもマスクが並びだした現状、記念に封を切らず取っておこうと思います。

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そんな中、元Dream Theaterで現在はThe Neal Morse BandやSons Of Apolloで活躍するドラマーMike Portnoyは、Facebook上でこのように発言しました。

Yes, this year has been an unprecedented nightmare…I’m not trying to be a pessimist, but more a realist…throwing this out there for comments/discussion:
It’s looking likely us musicians will not be able to tour/play live until 2021 the earliest…and many “experts” are predicting a 2nd wave of the pandemic to hit in the fall that they predict will be even worse and deadlier than this 1st wave (apparently mirroring the pandemic of 1918 which did the same)…
If this indeed is true and actually happens towards the end of 2020 as the experts are warning/predicting, we can then kiss ANY possibilities of returning to the stage and touring in 2021 goodbye as a 2nd wave will then shut down the world again well into 2021 and beyond…
I guess my point is, we still need to be VERY careful and cautious and not get impatient and hasty just to get “back to normal” as it will only prolong this even longer into 2021 and beyond…😟
And let me close by saying, yes this has been an insane adjustment for all of us, but on a *personal* note: I’ve been grateful to be home with my entire family and so far, safe and healthy…I’ve kind of needed “a break” and some family time so in that respect, 2020 has been a nice little much needed “vacation” FOR ME…BUT, I do realize the economical impact this is having on everybody and we MUST get back to work and “normal”…so STAY HOME, STAY SAFE and STAY SANE! 🙏

要約も込みでお話をすると、

ポートノイはこの度のパンデミックについて「前代未聞の悪夢」とし、「全てのミュージシャンは少なくとも2021年までツアーやライブを行えない」と断言しました。

アメリカでは今年の秋に”第二波”が今一度訪れるとも言われていて、それを警告する専門家の意見を無視すればもう「今後可能であったはずのあらゆるステージに戻る機会を失い別れのキスをするだろう」とシビアな警鐘を鳴らしました。

それとは別に、自粛で24時間自宅にいるポートノイはこれまでになかったような時間を家族に使いそれは充実しているとも語っています。

現在ポートノイはDream Theaterを離れていますが、5月に来日予定のあった同バンドの公演は10月に延期となっており、アメリカの専門家が話す”第二波”も時期と重なります。

これから都が発表する基本的対処方針についてもライブコンサートへの緩和には時間がかかります。もし10月も安全にコンサートが行われないとなると、2度目の延期はありえないので残念ながら中止となってしまうかもしれません。

もちろんそんな事態はファンの誰もが望んではいませんがとにかく命には換えられませんからね。

緊急事態宣言が解除されても、ようやく長い渋滞の列が進みだしたくらいに考え各々が慎重に生活していく必要がありそうです。

不用心にも畳の部屋でうたた寝してしまった僕が言っても説得力ゼロですが…生活様式と体調管理に抜かりがないようこれからも過ごしていきましょう!

関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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