竹内まりやのスペシャルドラマ内、BGMでDream Theaterが使われた件
by 関口竜太 · 2020-01-16
おはようございます、ギタリストの関口です。
僕のTwitterのフォロワーさんの中にはDream Theater好きの人も多く、Dream Theaterが特に何かアクションを起こしていなくても毎日これを話題にタイムラインが賑わっていたりします。
それに触発されて僕も何かDream Theaterにまつわるマニアックなエピソードを語りたいと一ファンとして思ったりするのですが…たまたま思い出して昨日の夜にこんなツイートをしました。
昔、竹内まりやデビュー30周年のスペシャルドラマが三夜連続で放送されて、「純愛ラプソディ」をモチーフにした財前直美主演の回で相手役の男の子とベンチでイヤホンを分け合うシーンがあるんだけど、男の子が聴いてたのがDream Theaterの「The Root of All Evil」だったのよね。映像ないかな〜。
— 関口竜太/Ryota/せっちん (@KinpatsuKomeya) January 15, 2020
昔、竹内まりやデビュー30周年のスペシャルドラマが三夜連続で放送されて、「純愛ラプソディ」をモチーフにした財前直見主演の回で相手役の男の子とベンチでイヤホンを分け合うシーンがあるんだけど、男の子が聴いてたのがDream Theaterの「The Root of All Evil」だったのよね。映像ないかな〜。
このツイートの通りなんですが、2008年10月に竹内まりやさんのデビュー30周年を記念したスペシャルドラマが三夜連続で放送されました。
内容はそれぞれ竹内さんの代表曲をモチーフに少し大人で少し甘酸っぱい女性たちの恋愛模様を描くというものでした。
第一夜は片思いの女性を歌った「カモフラージュ」をテーマに加藤ローサさんや勝地涼さんが主演を務めた回。
第二夜は伊東美咲さん主演で名曲「元気を出して」をモチーフに展開されました。
そして第三夜。「純愛ラプソディ」をモチーフに財前直見さん主演で年の差恋愛の甘酸っぱさをドラマ化したものが放送されたのですが…
主人公である40代の女性と20代の青年(通っているジムのインストラクター)とのデートで女性側がなんとなく雰囲気よくなっていると青年が振り向き急に「僕、好きなんです!!」と告白します。
突然のことに驚く主人公でしたが次のカットで青年にハマっている音楽を聴かされ「ああ、これのことか…」と肩透かしを食らうシーンがあります。
ここでその相手役の青年がハマっている音楽というのがDream Theaterでした。
最初はイヤホンから音漏れしている程度の演出ですが、その後でガッツリBGMとして流れたことにリアルタイムで見ていて吹き出したのを覚えています。
もう一度見たいなと思いつつ前も一度探して見つからず諦めていたのですが、昨日そんなことを呟いてからもう一度探していたら
ありました!
あったこれだ!!28:18〜。深夜の恋愛ドラマなのにDream Theaterがガッツリ流れてるwww
133 恋うたドラマSP「純愛ラプソディ」081008 https://t.co/C9kGij0zYo @YouTubeさんから
— 関口竜太/Ryota/せっちん (@KinpatsuKomeya) January 15, 2020
もちろん無断転載なので直接ここに貼ったりはしませんが、ツイートに埋め込んだリンクより28分ごろからお楽しみください。「The Root of All Evil」です。
プログレ+ヘヴィメタルという一般的に受け入れがたい音楽性であるが故にメディアではまずお目にかかれない存在のDream Theaterですが、最近は元経済官僚である岸博幸さんが地上波でDream Theater好きを発言していたり、生粋のメタラーとして有名な古田新太さんがバラエティ番組のひな壇でドリムシTシャツを着ていたりとたまたまテレビを付けていた一部の視聴者を楽しませてくれます。
そんな唐突なメディア露出に思わず微笑んでしまうチャーミングさもこのバンドが人気の理由でしょうか。
Dream Theater: Studio Albums 1992-2011
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タグ: Dream Theater
関口竜太
東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。
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