MIZUKI da Fantasia「Rainbow Chasers」: 伝統的なプログレロックとの合流。J-Progユニット2018年の2ndアルバム!

おはようございます、ギタリストの関口です。

本日は2018年リリースのこちらをご紹介!

スポンサーリンク

Rainbow Chasers 虹を追う人々 / MIZUKI da Fantasia


Rainbow Chasers~虹を追う人々

MIZUKI da Fantasiaは、日本のプログレッシブ・ロックユニット。

来歴


「70年代のプログレと現在の音楽シーンをリンクさせる」をコンセプトに、沖縄県出身のボーカリストMizukiとピアニストAnna Hardyを中心に、日本でプログレッシブ・ロックを扱う数少ない雑誌「ストレンジ・デイズ 」の編集長であった岩本晃市郎氏プロデュースのもと2016年に結成されました。

ボーカリストであるMizuki(太田瑞希)さんは平成4年生まれ。15歳にして音楽出版社主催のコンテストでグランプリを獲得したのをきっかけにプロミュージシャンとしての活動を開始します。18歳で上京し、有名アーティストの作品でのコーラス参加、コンピレーション作品のレコーディングなどで活動します。

2014年に当時の事務所からフリーとなって以降は月刊音楽誌ストレンジ・デイズがプロデュースする、「ファンタジー・ロック・フェス 2014」などに出演。それがきっかけとなり岩本氏と知り合うこととなります。

ピアニストAnna Hardy(アンナ・アルディ)さんは音楽大学卒業後、オーストリアのウィーンで民族音楽などを学ぶ超エリート演奏家。2012年に音楽事務所を通じMizukiさんと出会ったことで、その年2016年秋よりMIZUKI da Fantasiaに参加します。

2017年にはデビューアルバム『幻想の一夜~In memory of fantasy』をリリース。繊細なピアノやメロトロン、フルートより繰り広げられる70年代のプログレッシブ・ロックサウンドとメロディライン、最新のプロダクションによるコンテンポラリーなアルバムは新旧問わないプログレファンより高い支持を得ることとなります。

本作『Rainbow Chasers 虹を追う人々』のアルバム制作に関しては事前にクラウドファンディングが行われ、そこではアルバム制作の他PV撮影、フルバンドライブ及びその模様を収録したライブ・アルバムも視野にファンドが行われました。

メンバー


  • Mizuki – Vocal, Mellotron, Pedal Bass, Piano
  • Anna Hardy – Piano, Flute

楽曲紹介


  1. 蜃気楼の街
  2. 道化師〜賢者の踊り
  3. 虹を追う人々
  4. 鏡の中で
  5. Crying for…
  6. 紅の時代
  7. 何処へ
  8. Fly to the future: Round & Round
  9. 氷壁
  10. ひまわりの季節に

#1「蜃気楼の街」から、前作よりシンフォニック度への高まりを感じさせます。ストレートかつシリアスなボーカルパートとストリングスを絡めたタイトなブレイクとのバランスが心地よいです。

#2「道化師〜賢者の踊り」、#4「鏡の中で」、#6「紅の季節」は前作に引き続き本作でも登場するアンナさんフィーチャーのインスト曲。#2,#4はピアノメインの静かな小曲ですが#6に関してはバンドサウンドで展開していて曲の美しさだけではない哀愁たっぷりのアンビエントなどボーカルユニットとしてのインストを超えた一曲。

タイトルナンバー#3「虹を追う人々」はシリアスなピアノから導入していく8分超えのロックナンバー。Mizukiさんの透き通ったボーカルパートでグッと引き込みながらメロトロンやオルガンサウンドも秀逸で、哀愁溢れる雰囲気にDream Theater(もといGenesis)ライクなシーケンスリフもあったりしてアグレッシブな演奏を好むリスナー向けの一曲。

#5「Crying for…」はポップなボーカルソングながらYesのような繊細なアコギとブラスシンセによる穏やかな雰囲気を味わえる和風プログレバラード。雰囲気こそ違えど硬派なバラードとしての#7「何処へ」も収録。比較的長めの楽曲が収録される中、この2曲のバラードはコンパクトに仕上がっています。

モーグシンセのを取り込んだ疾走ロック#8「Fly to the future: Round & Round」。グルーヴィなロックビートのインストパートとピアノボーカルという二極化を同居させたアレンジは新鮮ですね。

ラストはロックバラードの#9「氷壁」とチャーチオルガンが印象深い#10「ひまわりの季節に」。相反するイメージを持つ2曲で前作の歌謡曲っぽさを抜け出し色鮮やかなプログレッシブ・ロックの新解釈を提案しています!

関口竜太

東京都出身。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロギタリスト山口和也氏に師事。ロックやメタルに加え、ブルース、ファンク、ジャズなど幅広い演奏や音楽理論を学ぶ。 プログレッシブロック/メタルの大ファン。自身が企画するプログレッシブ・ロックプロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。

あわせて読みたい

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。