堀江由衣「インモラリスト」: 作曲者・清竜人から学ぶ、年齢は何も解決してくれない問題

おはようございます、ギタリストの関口です。

朝晩は薄手の布団では少し冷えるくらい涼しくなってきました。空気も乾燥していて、僕のように喉を痛めてはいないでしょうか。

季節はそんな具合ですが時を遡ること夏、知人に曲を紹介されました。

「関口さん、堀江由衣の『インモラリスト』って曲知ってますか?」

僕はその曲を知らなかったので帰り際いそいそとチェック。どうやらこれの展開が難しすぎてプログレなのでは?ということで今日はそちらをご紹介。

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インモラリスト / 堀江由衣


インモラリスト(通常盤)

堀江由衣さんは日本の声優、歌手。代表作に「Kanon」の月宮あゆ、「魔法使いプリキュア!」の十六夜リコ/キュアマジカルなど。

楽曲について


テレビアニメ「ドラゴンクライシス!」のオープニングテーマとして2011年にリリースされたこの曲は、堀江さん12枚目のシングルとしてリリース。

ミュージカルやオペラのような世界観が意識された楽曲で、ブレイクからのセリフや転調、ビートチェンジ、荘厳なコーラスなど5分間に目まぐるしく展開する超融合型のアニソン

ピアノやストリングスなどシンフォニックな要素が強いようにあって現代的なシンセサイザーも取り込まれハードなギターがまた楽曲の激しさに一躍買っています。CDジャーナルによる評価でははっきりとプログレッシブ・ロックだと言及された、ある意味でガラパゴスな日本らしい曲だと思います。

「ひなこのーと」のオープニング「あ・え・い・う・え・お・あお!!」や「干物妹!うまるちゃん」の「かくしん的☆めたまるふぉ〜ぜっ!」のような年に一度くらいある自由形の楽曲の一端とも言えますが、そこまでポップにしておらずどちらかと言えばALI PROJECTや水樹奈々的な個人の影が匂う曲で、依頼内容と作曲者の嗜好がマッチした結果といった具合

どちらにせよこれを歌いきってしまう堀江さんおそるべしです。

作曲者:清竜人について


この手のJ-POPを知るととりあえず作ってる人を知りたくなるもので調べたところ清竜人さんでした。

清竜人(きよし・りゅうじん)さんは、シンガーソングライター、作詞家・作曲家。

非常に発想力と行動力に優れた人物のようで、ソロ活動に飽きご本人以外メンバーが女性というハーレムをコンセプトにした一夫多妻制アイドルグループ、清竜人25を結成。現在は解散していますがシングルがチャートにもランクインする人気グループでした。

また作曲家としてさまざまな提供曲でも知られ、多くは声優やアイドル向けのお仕事が多いです。

そんな清さんの経歴を見てなかなかびっくり。

幼少時にピアノのレッスンを受けるという土台はあったものの、高校生の時にゴミ捨て場にあったアコースティックギターを貰いギターを練習し始めてから、翌年には高校生のアマチュアバンド大会でグランプリを受賞しその年のROCK IN JAPAN FESTIVAL06に出場しているんですよね。

ジャンプアップの比率が半端じゃないんですが、その後シンガーソングライターとして活動を続けて2011年には初の楽曲提供となる堀江さんの「インモラリスト」がリリースされています。それがあのクオリティですよ。

年齢は現在30歳。僕は彼の一つ上で、「インモラリスト」リリース当初何をしていたかというと寒空の下楽器屋のセールに並んでいましたね笑

年齢では何も解決しない


これで改めて思ったのが、年齢というのは重ねるだけでは何も解決してくれないんだなということです。

もちろんある程度の行動はしていくのですが、どんなに若くとも行動したらした分リターンが跳ね返ってくる。決して若いからが理由で不発に終わることはないんだと15年前くらいの自分に教えてあげたいです。

そして年齢とキャリアの対比はするべきではなくて、逆に言えば何歳になっても遅いことはないんですよね。僕は周りやその年齢と自分を比較して幸せになったことは一度もありません

年齢を重ねること自体は一年一年成長できたか確認する儀式みたいなもので喜びよりも反省と精進しなきゃという気分になるのですが、年を追うごとに風邪の治りは遅いし無理すると体を痛めるし行動の制限がどうしても出てきます。

むしろここに注意すると若いうちにもっとエネルギッシュに動くべきだったなと思ったりするわけです。

1年365日に使える時間は有限で思ったより少ないことに気付くのはそれこそ年齢を重ねてからです。しかしそれに気付ければ与えられた時間に対する行動というのは変わってくると思います。

常に今日が最新だし最速です。もちろん現実はそこまでシンプルではありませんが、自分の願望実現のために少しくらいインモラリスト(非道徳主義)に頑張ってみてもいいかなと気持ちを新たにしました。

ああ、非道徳的と言ってもあくまで法律遵守で笑

関口竜太

東京都出身。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロギタリスト山口和也氏に師事。ロックやメタルに加え、ブルース、ファンク、ジャズなど幅広い演奏や音楽理論を学ぶ。 プログレッシブロック/メタルの大ファン。自身が企画するプログレッシブ・ロックプロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。

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