インプラントへの道その2。矯正を開始しました!
by 関口竜太 · 2019-07-13
〜前回までのあらすじ〜
生まれつき永久歯がなかった下顎の箇所にインプラントを挿れるべく、まずは噛み合わせに不要な親知らずを抜いたのであった。
前回:インプラントへの道その1。親知らずの抜歯をしてきました!
おはようございます、ギタリストの関口です。
10日前に親知らずを抜歯し、治療第一段階を完了した僕。縫合した箇所の抜糸と第二段階である歯の矯正へいよいよ乗り出しました!
第二段階:矯正
これがおそらく最も長くて慣れが必要なミッション。
歯科医の先生曰く、「関口の家系はみんな顎の骨が大きい」んだそうで、放っておくとただでもすきっ歯になりやすいんだとか。
子どもの頃、歯が生えそろった段階で上下ともに矯正を経験していますが、もう20年ぶりの再挑戦です。概ね予想はしていますが。
洗浄
まずは歯石を除去してもらったりお茶やコーヒーによるステインを綺麗にクリーニングしていただきました。
これが本当に気持ちよくて、普段一生懸命磨いても取れなかった汚れやカスが一気に落ちていきます。
どうやら僕は「一生懸命磨きすぎ」のようで歯茎とかエナメル質が少々傷ついているなどご指摘も受けました。
歯磨きって定期的に見直して丁寧を心がけたりするけど、つい忙しいとちゃっちゃと済ませちゃいますよね。
器具を取り付けていく
矯正にもいろいろ種類があるそうで、ブラケットという歯に器具を取り付けワイヤーで引っ張るもの、マウスピースのように着脱可能な器具を都度はめ込んでおくというもの。
今回のようにガッツリ治療を行う場合、基本ブラケットということになります。
今更遅いですが念のため確認。
「先生、矯正器具って普通の会話してて目立ちますか?」
『目立ちますよー』
やだなー。
そして施工開始。
まず歯の表面に器具を付けていくのですが、取り付ける際のワックスの匂いがなかなか強烈。
アルコールを含んでいるのでスーッという感覚と裏側に染み出した匂いの粒子を舌が感じ取るたび思わず声を上げてしまいそうになりますが、滅多なことで動くわけにはいかないのでじっと我慢。僕えらい。
ワイヤーを張る
ステンレス製のワイヤーにもこれまたいろんな種類があって、違和感が少ない分あまり効果が実感できないものから、多少痛みがあるとしても短期間できちんと治せるものまで様々。
僕の場合なんかは大きい歯を起こさなくてはならないので比較的しっかりしたものが張られたようですが、ついでに隙間がないよう寄せられる小さい歯はちょっと痛いかもねと言われました。
やだなー。
そうこうしているうちに手際よく取り付けをしてくれてしまった先生。これから半年あまり矯正生活の始まりです。
覚悟はしていたけども…
あれから一夜明け、今こうしてブログを書いていますがまだ違和感が続いています。
長年の生活と重力に身を任せてきた歯を理想の形にするため寄せているのですから仕方ないのですが、まさに「歯がゆい」というやつです。
半年という期間は多分早くすぎてしまうだろうけど、まずはこの違和感が消えて慣れないことにはどうにもこうにも。
あと器具が口の裏に当たることで口内炎ができたり(そのうち粘膜も慣れて強くなるのだそう)食事の時食べ物が引っかかったりと思ったより不便も多そうです。昨日の晩御飯の味はよくわからなかった…
ただ、浮いた感じがする違和感は非常に気持ちの悪いものですが、歯を触るとガッシリ固定されていて、まるで歯が加圧シャツを着てるみたいだなという印象。そういう意味ではちょっと鍛えてる感じもするので悪くないです。
落ち着かないのは効果のある証拠ですから、動画投稿とかちょっと考えなくてはいけない部分もありますけどそれもネタにしてなんとかなるでしょう!
さっそく矯正についてお話する動画とかいいかもしれません。それで確認して視聴者が気になるようだったらマスクして喋る、解説動画は顔を映さないなど。手段はたくさんあります。
とりあえずこれからしばらくよろしくな矯正くん!
さっそくなんだがもう外れてくれ。
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関口竜太
東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。
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関口竜太
東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。