ブーム最先端!16年も前からタピオカが根付いた謎の地域があった!

おはようございます、ギタリストの関口です。

2019年、今巷で流行っているドリンクと言えば、

タピオカですよね。

もう山手線都市ではお店が乱立し、有名店ともなると1時間以上並ぶこともあるそう。

大ブームの陰ではその反動として、ドリンクとしては規格外のカロリー量が話題になったり、飲み残した容器を道端に捨てたりなどのゴミ問題も見過ごせない状況になっています。

しかし実はそんな社会的大流行が起きる遥か以前から、このタピオカドリンクが根付いていた地域があります。

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そこはかつて東京23区を中心に、ピーク時は40路線展開された都電路線が廃止された後残った唯一の路面電車「都電荒川線(東京さくらトラム)」が走り、今も下町風情が溢れる町並み。

昭和を代表する熱血野球漫画「巨人の星」の舞台となった町。

ミュージシャン界隈ではFreedom Custom Guitar Researchという世界的ギター工房があることでも有名なこの町。

荒川区町屋です。

僕は今も昔も荒川区在住で、大学へ通っていたころは足として町屋駅を利用していました。

町屋は駅前にスーパーやドラッグストア、パン屋、フードコートなどが寄り集まっているのですがその中に大手レンタルショップTSUTAYAもあります。

そのTSUTAYAの隣にあるのがこの店。

タピオカドリンク専門店「Pearl Lady」


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なんとこの店、ブームより遥か以前の2003年オープン。元は渋谷が発祥のお店ですがここ荒川区にも存在していました!

僕も何度か買って飲んだことがあります。こういうものがあるのかと特に不思議にも思わず利用していましたが…

それだけに現在のブーム。正直「どうして今更??」感が強いのです。

荒川区の人みんなそうです笑

開店当初はキワモノなお店だったのかもしれませんが、それでも当時から女子中高生を中心に人気。

渋谷に行かずともここで買えるとあって昔から連日評判でした。

「荒川区民がタピオカなんて知るはずがない」と慢心して来たら思った以上に並んだ区外の人の話もあり正直荒川区を舐めすぎだと思いました。こちとら16年来の付き合いじゃい。

驚愕!荒川区のタピオカ分布図


タピオカブームを受け、先日SNSを見ていたらこんな画像が回って来ました。

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東京23区のタピオカ店舗数を示す分布なのですが…

 

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荒川区1店舗じゃん!!

 

なんと世間がこれだけ盛り上がっているのに、荒川区は老舗「Pearl Lady」の一点張りでこのタピオカブームと戦っていました。

こりゃ舐められても文句言えません。

と思っていたら、

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画像は地域ブロガーとくとみさんの「荒川区のはなし」から拝借いたしました。https://arakawa-story.com/?p=1669

なんとこの度、5月に新たなタピオカ専門店が町屋にオープン!

その名もTOP茶。

こちらのお店はイートインもでき連日行列もできているみたいです。まだ行けてないんですけどね…

何はともあれこれで2店舗、それも町屋に集中してるのが荒川区におけるタピオカとの付き合いの形。

競争で二分化しちゃうんじゃないかと少々心配にもなりますが、うまく高め合ってこの下町の活性化に一層貢献して欲しいと願うばかりです。

関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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