「マツキヨ」自社製品のコスパがやばい!どうなっているんだこの会社は。

おはようございます、ギタリストの関口です。

おとといは年末にもお世話になったベーシスト中野マサヒコさん企画のセッションへ行ってきました!

人数は少なかったのですが初対面でも打ち解けてしまう空気を作るのがうまい中野さん。さすが関西人!笑

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メンバーは音大生か音大卒の人ばかりで年齢も20代前半だったりするのでこちらが30ともなればジェネレーションギャップの一つでも感じていいのですが、音楽においてそれが全くないから素敵。

僕自身も毎回刺激をもらって帰ってきます!


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次の日の朝…すなわち昨日の朝になりますが起きてからずっと鼻がぐずぐず。花粉かなぁと思い薬で鼻炎を止めるも体調が優れず、熱中症も疑いましたがどうやら風邪みたいです。

というわけで近所にある黄色の看板が目印のドラッグストア「マツキヨ」へ、薬やOS-1など一通りのものを買いに行きました。

究極のコスパ!マツキヨ自社製品


マツキヨの最大の特徴は自社製品を製造、販売しているところで大手医薬品会社のコピー的商品を安価にて売り出しているのがポイント。

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シンプルながらどこか元ネタを思わせるパッケージが特徴的です笑

安い上に有効成分が多い


このマツキヨ自社製品。通称MKブランド

安い上に効きます。

この鼻炎薬も買ってお昼前に飲んでおいたら、昼食を食べ終わる頃にはあれだけ滝のような鼻水とくしゃみがピタッと止まりました。もっともそれを知っていて買ってきたというのはあるのですが。

そして大容量版を手に取ってもお値段は2000円を切ります。普通大手製薬会社の商品では2500〜3000円くらいしてしまうのではないでしょうか。

異常に成分が多いドリンク類


マツキヨの回し者ではないのですがもう一つ。MKブランド商品にはエナジードリンクがあります。

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こちら。最近巷でよくあるレッドブルとかモンスターエナジーなんていうカフェインや高麗人参、アルギニンを加えたエナジードリンクなのですが成分表の数値がなんだかすごい。

最も有名なモンスターエナジーに含むカフェインは40mg/100mlに対し、一番右の「紫」と真ん中の「黄色」に書かれたカフェイン量は65mg/100ml

モンエネのアルギニン量125mg/100mlに対し、「紫」と一番左の「橙」200mg/100ml

どの成分を見比べても同じ分量で多く入っています。そしてやっぱり50〜100円安い。

欠点を言うと中身の液体の色がものすごいこと!笑 これは是非ご自分の目で確認して欲しいです。透き通っていて綺麗ですが人が口に含んでいい色ではない。

栄養ドリンク


最後に今回滋養強壮で買った栄養ドリンクも。

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鷲のマークで有名な某栄養ドリンクのモチーフ。タウリン1000mg配合で150円という価格にロングセラーを続けていますが、こちらのMKブランド栄養ドリンク…

同じ値段でタウリン3000mg配合です。

実際この辺の成分がどれだけ体に裨益をもたらしてくれるのか、そこのところは半信半疑ですけども。表示に嘘は付けないでしょうからブランドなどを気にしないなら同じ棚からこっちを選ぶ可能性は大きいと思います。

値崩れがちょっと心配


平成16年に改正食糧法が制定されてから米の販売がほぼ完全に自由化され、スーパーのみならずドラッグストアでも安価にお米が買えるようになりました。僕は米屋なのでハッキリと申し上げますと、その辺りで手に入るお米で美味しさを追求するのは無理が生じるかと思います。

まぁその話はまた別の機会にするとして、薬や栄養ドリンクも安価で同等以上の製品が手に入るというのは消費者にとっても嬉しいことです。

ですが極端に安くしてしまうと、今度は「この値段で作れるじゃん」とか「安くないと買わない」と言ったような価格の値崩れを市場にもたらす危険性があります⚠️

物価が安くなるというのは農産物の場合なら豊作とも取れますが工場で生産しているものに関しては経済の発展を鈍らせます

苦労して開発にこぎつけた大手の専売特許商品のレシピのみを抜き出して安く製造・販売してしまうのはいささか無情だなとも思うわけです。

風邪引いて頼ってるくせに偉そうな口を聞きますが。

自社製品の弱点としてはキャリアがないことですのでそこを値段でバランス取っているんでしょうけどね。選択肢としてはまだまだ許容範囲ですし何を選ぶかは人それぞれ。

とりあえず安静にして風邪を治します。

 

関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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