ポンコツクエスト第5巻ゲット!たまには考え事をやめて休む。
おはようございます、ギタリストの関口です!
ポンコツクエストBlu-ray第5巻が届きました!
僕はこのシリーズが大好きで、元はYouTubeで配信されているWebアニメなんですがAbema TVでたまたま見たのをきっかけにすっかりハマってしまいました。
概要
魔王軍に仕えるモンスター「カク」と「イムラ」が毎度派遣先で引き起こすポンコツでドタバタなコメディアニメ。
1話当たり4分ほどと短く、配信元のYouTubeには月一での更新なため全12話収録のBlu-rayが出るには1年かかります。すなわちもう5年のキャリア。
声優と自然な演技
声優はゲストがいる他はアニメを作っている松本慶祐さんが担当。ゲストには人気声優である小野賢章さんや悠木碧さん、内田真礼さん。それによゐこの有野晋哉さんにアメリカザリガニの平井善之さんなど芸人枠も。
製作者がボイスチェンジャーで声を変えながら演じるアニメとして有名なのはFROGMANの「秘密結社鷹の爪」が有名ですが、「鷹の爪」は前後のストーリー重視なため割と演技が強めです。
一方で「ポンクエ」は日常的で自然なテンションでの会話が醍醐味で、よく映画館でCMを担う「紙兎ロペ」や、アニメ監督たつきさんによる「てさぐれ!部活もの」などの脱力系日常アニメの部類に入ります。
パロディと生々しい会話のセンス
勇者がいて魔王がいる典型的RPGの世界にてモンスターサイドを描いた作品ですが、現在世に出ている様々な有名RPGからパロディを得ています。
ドラゴン的なアレだったり、ファイナル的なアレだったり、ゲットして育てる的なアレだったりと、誰でもわかるセリフやキャラクターや戦闘シーンからのモチーフが多数。「絶対名前言うなよ」「これ大丈夫なのか」などといったメタなツッコミも。
魔王軍は所謂「カンパニー」なため主人公である「カク」「イムラ」一行は毎回様々なところへ派遣されますが、うまくオブラートに包みながら話すイムラとは対照的に、カクによる仕事に対する愚痴や労災など世界観無視の発言が生々しいです。
登場する他のキャラクターについても「老人あるある」だったり「パートのおばさんあるある」だったり「世渡り上手な後輩あるある」だったりと会話や癖で「こういう人いるよね」という日常感がギャップで楽しめます。
なおキャラ名は日本人的な苗字や愛称が付けられていますが「ツノが生えてるのでカク」「スライムを文字ってイムラ」など安易で覚えやすいのも特徴。

回復魔法が使える「ナオムラ」。頭の触手などモチーフバレバレですが、治療が好きすぎて相手をワザと怪我させたり死ぬギリギリまで治療を渋ったりする以外はいいやつ。
そんなわけで普段YouTubeも追ってたりするのですがBlu-rayで見るとそれも格別、本作も最高にくだらなくて笑わせていただきました!