ヴィンテージギターの集まる「レスポール会」に参加してきました!レポ動画も公開!

おはようございます、ギタリストの関口です。

昨日新作動画を公開しました!

今日はこれについてのお話をしたいと思います。

レスポール会


GW中の話になりますが、プロギタリストの山口和也さんにご招待いただき「レスポール会」なるものに参加してきました!

集まったギターはどれもヴィンテージコンバージョントゥルーヒストリックなど普段なかなかお目にかかれず出会っても弾くなんてとてもできないものばかり。それらを並べて弾き比べちゃおうという贅沢すぎる企画なのであります。

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ヴィンテージコンバージョンとは

Gibson社のレスポールは、1952年に誕生、1958年にブリッジ、ピックアップ、塗装など仕様のスタイルが確立されますがパーツの不足やGibson SGの製造へ着手する関係で60年末には製造を一度中止します。そのため58〜60年のモデルというのは楽器としての完成度が高い反面製造本数が極めて少なく、58年製は434本しか製造されませんでした。

ヴィンテージコンバージョンはそれ以前に製造された状態のいいギターの塗装を剥がし、パーツなどを交換し58〜60年の仕様を再現したモデル。それでも非常に高額な上市場に出るとすぐ売れてしまうほどの人気があります。

トゥルーヒストリックとは

現行のモデルでも当時のギターを再現したリイシュー(レプリカ)としてHistoric Collection(ヒスコレ)というシリーズがありましたが、2015年よりさらにヴィンテージのトーンやプレイアビリティを突き詰めたシリーズとして登場したのがTrue Historicです。こちらも一般的な感覚で言えば極めて高額でおよそ70万〜100万円ほど。

そして59年当時に製造された“本物の”レスポールバーストもありレスポール好きなら震えが止まらないまさに福音の会でした!

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恐れ多くも僕も弾かせていただきました。画像で持ってるのは54年か55年に製造されたコンバージョンのレスポール。

果敢にもレスポールスタンダードで参戦!


会に参加する以上、僕からも何か出さなきゃなと思いましたが、生憎ここまでのギターは所有していないので、去年フルカスタムの改造を経た2004年製レスポールスタンダードを持って行きました。

正直場違いなんじゃないかと若干恥ずかしくもなりましたが、山口さんがアップしたこの会の動画でもしっかり取り上げてくださり感無量であります!

こちらが「レスポール会」本編動画。同じくプロギタリスト/作曲家のZENTAさんをお迎えして全部弾いてもらう動画です。3:50〜僕のエボニーレスポールも登場します。

勉強になることばかり


値段ばかりに目を奪われてしまいがちなヴィンテージギターですが、それだけ歴史のあるもの、手が届かないだけに普段耳にすることないその音から勉強になることだらけでした。

そしてそんなギターを所有しておられる参加者さんたちの知識量は凄まじいものがあり、僕ではお話に付いていくのも危うい場面が…買った経緯などもそれぞれで貴重な体験でした。

本当にありがとうございました!

一本欲しくなる


いやいやいやいやいやいや!

いやいやいやいやいやいや!

…将来的には!笑

関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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