Dante「When We Were Beautiful」: テクニカルとデジタルサンプリングが特徴の独プログレメタルルーキー!

こんにちは、ギタリストの関口です。

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久々プログレ紹介をしていきます。Dream Theater好き必聴のプログレメタルです!

When We Were Beautiful / Dante


When We Were Beautiful

Danteは、ドイツのプログレッシブ・メタルバンド。

来歴


Danteの結成は2006年。キーボディストMarkus Maichelと、ドイツのパワーメタルバンドTranceのギタリストでありベーシストMarkus Bergerを中心に結成されました。その後ボーカルAlexander Göhsが加入。

ライブは自国であるドイツの他、ポーランドやチェコ共和国など内外でも活躍。

始祖としてはPink Floyd、Emerson, Lake & Palmer、Yesといった五大プログレバンドからの影響を受け、サウンド面ではDream Theater、Porcupine Tree、Neal Morseといったきっちりと構築されたテクニカルなプログレッシブ・メタルを演奏します。

ボーカルのAlexanderはSonata ArcticaのToni Kakkoを思わせるパワーメタル向きの太い声質が特徴。声のタフさとは裏腹に理路整然とした歌い方でデスボイスもないため、その筋の人には若干物足りなく感じるかもしれませんが、逆にそこがDanteの間口の広さとも言えます。

長いインストパートを含み曲自体も長くなっているのも特徴で、この「WWWB」では10分超えが3曲、他も一般的には長尺とみなされるサイズです。

ギター、キーボード共にテクニカルな魅せるプレイも多く度々Dream Theaterが引き合いに出されます。

2013年に3枚目のアルバム『November Red』をリリースした後、結成メンバーであるマルクスが他界という不幸に見舞われますが、新たにJulian Kellnerがギターとして加入。本作『When We Were Beautiful』は2016年リリースの4thアルバムとなります

アルバム参加メンバー


  • Alexander Göhs – Vocal
  • Markus Maichel – Keyboard
  • Julian Kellner – Guitar
  • Christian Eichlinger – Drums

楽曲紹介


  1. Rearrangement of the Gods
  2. Ambitious
  3. Beautiful Again
  4. Until the Last Light Breaks In
  5. Let Me Down
  6. Sad Today
  7. Finally

#1「Rearrangement of the Gods」は冒頭からシンセや打ち込みによるサンプリング感を色濃く思わせますが実際蓋を開けてみると警戒のいらないシンプルなバンドサウンドのメタルです。変拍子を絡ませたヘヴィリフや各ソロも十分に堪能できるオープニングナンバー。

続く#2「Ambitious」はShadow Galleryを思わせる展開とコーラスワークを有する一曲。中盤、ウォーキングベース上でクロマチックに動くギターが印象的。

#3「Beautiful Again」はトランスを思わせるシンセサウンドがイントロから聴ける7分弱の曲。そんなイントロは2分と割合としては長めで初めはインストかと思いました。開放的なサビも用意されているアルバム随一キャッチーなナンバー。

スリリングなストリングスとドラマティックな展開が売りの長尺曲#4「Until the Last Light Breaks In」。インストパートとボーカルパートが切り離されたような曲の構成が印象に残ります。

#5「Let Me Down」はこれまたデジタルチックな入りのサンプリング系メタル。Metallicaを彷彿とさせボーカルのアプローチがJamesそのまま!キーボードソロはJordan Rudess的なディストーションのかかった音色。

#6「Sad Today」はアルバムで唯一の4分を切るピアノバラード。バラードの方が短くなるのはプログレメタルあるあるです。

14分を数える長尺のラストナンバー#7「Finally」。基本的な流れはこれまでの曲と大差ないですが中盤から1分以上に渡りギターとキーボードのユニゾンフレーズが聴けるプログレ好きの唸る一曲。

Dream Theater、Metallicaが好きな人には特におすすめ。楽曲、そしてアルバムに応じて大きな差はなくどこを聴いても受け入れやすいプログレメタルが展開されているのでドイツのルーキー的バンドとして安定感抜群です!

関口竜太

東京都出身。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロギタリスト山口和也氏に師事。ロックやメタルに加え、ブルース、ファンク、ジャズなど幅広い演奏や音楽理論を学ぶ。 プログレッシブロック/メタルの大ファン。自身が企画するプログレッシブ・ロックプロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。

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