Janne Da Arcが解散。平成の終わりと筆者の思い出。

おはようございます、ギタリストの関口です。

「令和」発表から一夜、まだ興奮冷めやらないといった感じですが昨日は残念なニュースも一つ飛び込んで来ました。

Janne Da Arc解散

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V系ロックバンドとしてデビューし、高い演奏力とルックス、ポップな楽曲でその枠に囚われず男女ともに人気を博したJanne Da Arcから、ベーシストka-yuが脱退、それに伴い2007年から活動を休止していたバンドが正式に解散を発表しました。

公式サイトからka-yu脱退についての経緯が記されています。

http://www.janne.co.jp/

まとめると、

  • 所属事務所に、弁護士事務所からka-yu宛の郵便物が送られて来た
  • それらは全て事実なら社会的正義に著しく反する行為である
  • 速やかに裁判を済ませたいと考えていたがそれに至るka-yuの言動がモラルを欠いていたこと
  • 長期間の話し合いの末、ka-yuから「Janne Da Arcより大切にしたいものがある」との旨が明かされ脱退、所属事務所から辞退

ということなのだそうです。そしてAcid Black Cherryとしても活動し現在療養中のyasuを含む残り四人でJanne Da Arcを提示するのは難しいとのことからバンドの解散へと至ったようです。

この「社会的正義に著しく反する行為」というのがなんなのか、すでにそれらしい事実内容がネットでは話題になっていますが、あえてこの場ではその話は控えます。

青春時代を支えてくれた


僕がJanne Da Arcを知ったのは深夜の音楽ランキング番組。そこでチャートにランクインした「マリアの爪痕」を聴いたのが初めてでした。

なんてキャッチーで尖ったサウンドだろう!中学生の少年にそこまでの音楽的表現力はありませんでしたがそんな彼の心境を今の僕の口から語るならその一言です。

別の日、音楽雑誌をめくっていたらアルバムをリリースするという記事が飛び込んで来ました。タイトルは「ANOTHER STORY」

インタビューで「物語を作りそれをアルバムで表現する」と言及されていて、なんて斬新で挑戦的なんだと思ったのをよく覚えています。

思えばそれが人生で初めて、明確にコンセプトアルバムというものを意識した瞬間でしたし、後にこの「ANOTHER STORY」が明らかに影響を受けたであろうDream Theaterの「Metropolis Pt.2」を聴いて自分はプログレッシブな音楽アプローチが好きなんだと認識しました。

言ってしまえば今の僕へ導く芽を出してくれたきっかけとなる存在でした。

演奏においても影響を受ける


その後ギターを始めた上で、JDAが持っている高水準の演奏技術や素晴らしい曲たちに改めて魅了され取り憑かれたように聴いていました。

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当時発売されたギタリストyouさんの教則DVD。擦り切れそうなほど練習しました。

チャートに食い込むほどポップになっていくジレンマ


2004年リリースのアルバム「ARCADIA」をきっかけにJDAはメディアへの露出も増えたり曲がチャートで長生きすることも増え、世間一般ではブラックジャックのテーマ曲となった「月光花」で広く知られることになります。

それでも一応はヴィジュアル系バンドというマイノリティから、掲載記事やテレビ出演は珍しかったのでくまなくチェックしていましたね。

露出が増える反面、2005年リリースのアルバム「JOKER」の頃には僕が惹かれたプログレッシブで我が道を行く初期の音楽性は大分影を潜めていて、複雑な気分ではありましたが活動休止までリリース作品には付き合っていけたのでよかったなと思います。

ライブに行けなかった


残念なのはライブに一度も足を運べなかったこと。

僕自身音楽を嗜むに至るまでが遅く、高校生まではCDを聴けるというだけで満足だしライブってなんだか怖いしチケット高いし不安という気持ちが強かったので大学生になるまでプロのライブ演奏を見に行くということができなかったのはあります。

今でしたら血眼になってまでチケット取ってライブを見たいと思うところですがもはやそれも叶わないというのはなんとも無念な話です。

時代が終わる


この一年、訃報、逮捕、解散、休止、引退などの字面を見るたび新元号まで持ち越せなかった、平成という時代の壁をやたら痛感します。

「活動休止してる以上まだ解散はしていない」「個々のメンバーはそれぞれ活動をしているからいつかまた集まってくれる」そんな淡い願いを12年抱き続けて来た気がします。

ですがいざ解散となるともうどうしようもない無力感が、僕ならずともファンの心を押さえつけてくるのです。

Janne Da Arcが復活を遂げる「ANOTHER STORY」を僕たちは見ることができませんでした。「もしも」や「永遠」も、それこそファンタジーでなければナンセンスな言葉なのだと思わざるを得ません。

ですがこうして時代が流れて廻っていくからこそ嘆いても毎日進んでいけるのだと思います。それを歌っていたのは他でもないJanne Da Arcです。

青春をありがとうJanne Da Arc!平成にこんな偉大なバンドがあったことを僕は忘れません。

関口竜太

東京都出身。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロギタリスト山口和也氏に師事。ロックやメタルに加え、ブルース、ファンク、ジャズなど幅広い演奏や音楽理論を学ぶ。 プログレッシブロック/メタルの大ファン。自身が企画するプログレッシブ・ロックプロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。

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