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サムライプログレ第二弾。編集者という新たな視点からトリビュートとオリジナルを混ぜたフィンランドの3ピースThe Samurai of Prog。

おはようございます、ギタリストの関口です。

この一週間は花粉症に悩まされ悪い夢の中で手を振り回してるような気分でくしゃみや目のかゆみと戦っていましたが昨日あたりから大分楽ですね。でも僕の記憶だと確かあと一回くらいピークがあるはずなのでせめて4月に入るまで気が抜けないです。

鬼の居ぬ間になんとやらで今日は新曲のレコーディング予定!あと気分転換に買い物でも行きたいです。

Secrets of Disguise / The Samurai of Prog


Secrets of Disguise

The Samurai of Progは、フィンランドの3人組プログレッシブ・ロックバンド。冗談でもなんてもなくこの「サムライ・オブ・プログ(プロッグ)」がバンド名になります。

メンバー


  • Marco Bernard – Bass
  • Steve Unruh – Vocal, Guitar
  • Kimmo Pörsti – Drums, Precussions

ベースのマルコはフィンランドのプログレ専門誌Colossusマガジンの編集者であり、彼を中心に結成されました。

トリビュートとオリジナルの混同アルバム


マルコはベーシストでもあると同時に編集という立場からプログレを見てきた存在でもあります。そのためか、バンドでリリースされた二枚のアルバムはいずれもトリビュートとオリジナル曲が混同した独特な作りになっています。

今回ご紹介する2ndアルバムはEngland、Crack、Genesis、Gentle Giant、PFM(Premiata Forneria Marconi)、Matti Jarvinen、King Crimson、Sandrose、Unitopia、VDGG(Van Der Graaf Generator)、Rushと、プログレ黎明期から80年代まで、国もフィンランド、本場イギリスの他イタリアやカナダまで幅広くカヴァー。

一見、古いバンドばかり並んでいるので音自体も古いものを想像してしまいますが、Rushのカヴァー「Jacob’s Ladder」などは本家よりシンフォニックにアレンジされており華麗な速弾きも聴くことができます。

伝説のプログレバンドEngland

中でも注目なのは#1であるEnglandの「Three Piece Suite」。このEnglandというバンドはプログレ界ではちょっとした伝説扱いで、明確なヒットこそなかったもののアルバム「GARDEN SHED」とここに収録された「Three Piece Suite」は知る人ぞ知るプログレの隠れた名曲です。


枯葉が落ちる庭園(ガーデン・シェッド)(紙ジャケット仕様)

オリジナル曲における音楽性


トリビュートによる名曲がずらりと並ぶ当バンドですが、オリジナル曲もそれに引けを取らないほどの出来栄え。正直カヴァー内容さえ知らなければどれがカヴァーでどれがオリジナルか区別つかないほど先人たちに食らいついています。

トリビュートと混合させる上でうまいアプローチは、例えば#5はGenesisのカヴァー「Dancing with the Moonlit Knight」なのですが、そこへ繋ぐためのオリジナル曲として「Before The Dance」という曲を用意していたりします。

「自らの考える理想のプログレ像」を具現化する編集者のマルコならではの発想です。名曲を配置しながら自分たちの手で隙間を補填していくスタイルが時代と世界を超えこのアルバムに詰まっています。

 

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関口竜太

東京都出身。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロギタリスト山口和也氏に師事。ロックやメタルに加え、ブルース、ファンク、ジャズなど幅広い演奏や音楽理論を学ぶ。 プログレッシブロック/メタルの大ファン。自身が企画するプログレッシブ・ロックプロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。

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