ポップなジャケットから満腹中枢を刺激する!ノルウェー産王道シンフォプログレMagic Pie。
おはようございます、ギタリストの関口です!
去年6月に上げたこちらの動画
再生数も4300を数え順調に伸びてくれてるな〜と思ったら、なんとこの動画がきっかけで実際にJP7を買ったと言う方がコメントに!
これはとても嬉しいですね〜!YouTubeで自分の好きなことをやってそれが人の役に立つっていう…あったとしてももう少し先の話になると思っていたので。
買ったご本人から「ありがとう」とコメントもいただきましたがお礼を言いたいのは僕の方ですよ!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
今日はまだご紹介していなかったこのバンド。
Motion Of Desire / Magic Pie
Magic Pieは、ノルウェーのシンフォニック・ロック、プログレッシヴ・ロックバンド。
メンバー
- Eirik Hanssen – Lead Vocal
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Erling Henanger – Keyboard
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Gilbert Marshall – Keyboard
- Jan Torkild Johannessen – Drums
- Kim Stenberg – Guitar
- Lars Petter Holstad – Bass
ギタリストKim Stenberg等によって2005年に結成されました。
現代に蘇る70年代シンフォロック
今日ご紹介するこちらのアルバムは彼らにとっての記念すべき1stアルバム。ポップで瑞々しいジャケットから初っ端20分を超える大作が出迎えてくれます。
系統としてはスウェーデンのThe Flower Kings、USのSpock’s Beard(初期)を彷彿とするもので、Deep Purpleなどでもお馴染みのハモンドオルガンをガンガンに鳴らしてパワフルに突き進むタイプのプログレッシヴ・ロック。
悪く言えば斬新性は薄く、70年代から散々やられてきたタイプのシンフォロックではありますが、それだけに警戒も不要でさも当たり前のように受け入れることができるのが何よりの強み。比較的新しいバンドですがハズレを引かない安心感があります。正直僕はドンピシャでした。
高い演奏力
古いとは言ったものの、楽曲は非常に現代風で演奏力も時代相応に追いついたものです。
ヘヴィでザクザクとしたリフも存在するしギターの速弾きもファクターとして健在。YesやGenesisといった構築プログレからRush、Dream Theaterのようなタイトな演奏も取り込んだ新たなProg Freak向けバンドと言ったところでしょうか。
ボーカルも高い演奏に埋もれることなく分厚いコーラスも含め存在感をアピール。歌の明るさとは打って変わってインストパートがスリリングに展開したりとドラマ性も十分!
20分、14分という大作の他3パートに分かれた組曲も含む全8曲。個人的なおすすめは大作の#1「Change」とタイトでテクニカルな#4「Without Knowing Why」。