Unitopia「More Than A Dream」: 暖かなサウンドのメロハード豪プログレ、休日のお供に!

おはようございます、ギタリストの関口です。

やっぱり日曜日はいい!

そう確信させてくれる朝です。先週は前日からの弾丸旅行であまりよく眠れていなかったので今日はひさびさに8時近くまで寝させていただきました。

お店は怒涛の週休一日制!それでもお勤めの人よりかは楽だと思いますが日曜日に予定が集中するので「人と会わない予定」というのは今年に入って1月13日以来実に二ヶ月ぶりです。

もちろん人と会うのも心地よい刺激で時間に規律も生まれるので大好きなのですが今日はゆったりリゾート地の海で一人漂っている気分です。

今日はこれから動画を撮ったり先日ホームセンターで買った板をエフェクトボードに昇格させる、文字通り日曜大工をしたりとバイタリティも十分!大きな時間を得てもその中で細かく配分して過ごせば無駄は減るんじゃないか、その辺の実践も兼ねて過ごします。

その前に今日のプログレ紹介。

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More Than a Dream / Unitopia


More Than a Dream

Unitopia(ユニトピア)は、オーストラリアのプログレッシヴ・ロックバンド。「ユートピア(utopia)」ではないので注意。1996年結成、2005年にこちら「More Than a Dream」でデビューしました。惜しくも2014年に解散。

メンバー


  • Mark Trueack – lead vocals and Production
  • Sean Timms – keyboards, mandolin, coustic and lap steel guitars, banjo, backing vocals
  • Matt Williams – electric and acoustic guitars, mandolin, backing vocals (2008-2014)
  • Tim Irrgang – percussion
  • David Hopgood – drums, backing vocals
  • Craig Kelly – bass, backing vocals
  • Daniel Burgess – saxophone

メンバーチェンジも相応に激しかったようですがMarkとSeanに関しては結成から勤め上げたオリジナルメンバーです。

音楽性


ハードロックも加味したモダンなシンフォニック・ロックです。MarkのボーカルはFates Warningに近く太く、ウォームな声質がまた厚みのあるサウンドにもマッチしています。

プログレというと、その複雑気味な音楽性からノリ重視のファンクやブルースとはある種噛み合わないこともあるのですが、Unitopiaはバンドサウンドにエスニックな雰囲気のあるパーカッションを採用することで表面的なリズムに奥行きを作っています

またメロトロンやサックスなどアナログかつ温かみのある手法で色付けを行なっているのでどの曲も鮮やかなのですが嫌味がありません。

80年代のメロディアスハードロック、アメリカン・プログレ・ハードも思わせるメロディアスな楽曲は初見でも非常に馴染みやすくスッと張り込んでグッと体に沁みます。個人的にはNeal Morseらしさも感じさせるタイトル曲#6「More Than a Dream」がおすすめ!

関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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