Flying Colors: ビッグネーム揃いが奏でるポッププログレの1stアルバムが最高峰!

おはようございます、ギタリストの関口です。

新年会シーズンですが年末年始とお酒の消費量が増えますね。僕は普段ほとんどと言っていいくらい飲まないのですが年末の忙しさや仕事納めで飲んだり、新年は新年でめでたさに負けて飲んでます。

お酒は好きなんですけどね…すぐ酔ってしまうし飲んだらギターがうまくなる酔拳みたいなこともないので最近はあまり飲みません。正直顔色一つ変えないほど強い人が羨ましい!

気を取り直して、今日は最近ようやく聴くことができたこちらのアルバムをご紹介。

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Flying Colors / Flying Colors


Flying Colors

Flying Colorsは、アメリカの有名ミュージシャンで結成されたプログレッシヴ・ロックバンド。

超豪華なメンバーとポップ路線プログレ


ボーカルにAlpha RevやThe Sea WithinCasey McPherson、ギターは現Deep PurpleSteve Morse、ベースはDixi Dregsを始めVinnie MooreJohn Petrucciのアルバムにも参加しているDave LaRue。そしてキーボードNeal Morse(ソロ、元Spock’s Beard)、ドラムMike Portnoy(元Dream Theater)の盤石コンビ。メンバーを挙げただけで如何に豪華か察していただけると思います。

そんな彼らが鳴らすプログレはなんとポップ路線!笑 抜群の演奏力とライティングセンスを武器にプログレの陽を前面に押し出しています。言ってしまえばアメリカン・プログレ・ハードですね。JourneyやKansasなど80年代のアメリカンプログレ旋風を21世紀に巻き起こすことこそFlying Colorsのテーマと言えそうです。

爽やかさが容赦ない楽曲たち


アルバムの初っ端「Blue Ocean」はそのタイトルと合間って彼らの意図したテーマがダイレクトに伝わるプログレの新定番曲。同様に#3「Kayla」も伸びやかなCaseyのボーカル、厚みのあるコーラスが聴きどころです。「俺はこのメンバーでメタルが聴きたいんだ!」っていう人には#9「All Falls Down」がオススメ。休む暇もない彼らの本領を堪能できます。しかし、このバンドはあくまで実力者のポップ路線を楽しむものとして割り切っていただけたら嬉しいです。そこにハマると抜けられません。

最後に


1stアルバムであるこの「Flying Colors」がプロジェクトとして立ち上がったのはある意味でかなり挑戦であっただろうし、このメンツで形成するYesのようなプログレがどんなケミストリーを起こすのか、実験的な要素もあったことでしょう。しかし一枚限りで終わることが多い洋楽プログレ界隈で後に2ndアルバムがリリースされていることがこのバンドの何よりの成功です。

アルバムの全曲視聴プレイリストはこちら(YouTube)

Flying Colors / Second Nature

関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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1件の返信

  1. 2019-01-16

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