ギタリストの関口です。
朝晩の冷え込みが厳しいですね。特に朝、冬でも6時に這い出てブログを書く力が欲しいです。
ギターを弾く人の中には自分の手の大きさで悩んでる人もいると思います。かく言う僕も手の大きさがもうちょっとなんとかならなかったかなと思うところもありまして。僕の手がこちら。
ドン!



YOUNG GUITAR (ヤング・ギター) 2019年 01月号【動画ダウンロード・カード付】
僕は手が人より大きく、手を大きくグッと広げたとき中指の先端から手首にかけておよそ20cm、親指の先端から小指の先端までは23cmにもなります。ちなみに比較で使っているヤングギター誌の寸法は26cm×21cmです。過去にこれより大きい人に出会ったのはほんの数人、もしくは指ごとで勝ったり負けたり(?)という感じでした。
ここまで大きい手だと初対面の方にギターを弾いているという自己紹介をしても納得され、「手、大きいもんね」と言われます。が、この大きさがギターを弾く上で役に立ったことがあるのか真剣に考えてみました。
その結果、あんまりないんじゃないかなという結論に至りました。手が大きくないとギターが弾けないと思っている人へ向けた、手が大きいギタリストによる事実です。
手が大きいことのメリット
・コードが押さえやすい
これはあります。骨や筋肉もそれなりにあるので挫折の代名詞Fコードでもさほど苦労しませんでした。
・ちょっとしたストレッチフレーズも苦なく弾ける
同一弦上で3-8フレットくらいまでは届きます。3-7であればトリルも可能です。物理的にもたらされたメリットと言えるでしょう。
手が大きいことのデメリット
・動きが大振りになる(指がばたつく)
ギターを教えてもらっていてもこの辺を指摘されることは多いです。今でもフレーズによってはばたついてしまいますね。とりあえず弾けてから精度を高める過程で少しずつ改善するといった練習をしています。
・ハイポジションでのミスが増える
僕の指は比較的ほっそりとしてますがそれでもハイポジションの小さなフレット上ではミスが増えます。
・関節間が長いのでコードを押し違える
コードチェンジは瞬発力です。パッと離してパッと押さえる、この瞬間に押し違えることがたまにあります。もちろんそこは念入りに練習します。
・細かいアーティキュレーションがぎこちなくなる
先ほどの指がばたつく話関連ですがハンマリングとプリングで一瞬味付けをしたりなど演奏に表情を出す際もスピードが鈍ったり速さを求めて音がはっきりしなかったりということがあります。
手が小さい人に対する憧れ
僕が知る限り超絶系のギタリストには手の小さな人が多い印象です。もちろん、大きい人でどんな風に練習したらそんな動くの?って思う方もたくさんいますが、手が小柄な人ほど小回りが利いてる印象ですし、ストレッチもグイッと筋肉が伸びて届いてしまっています。今の大きい手に対し何か不満があるというわけではないのですが柔軟に動ける気がする小さな手に憧れていたりもします。
結論
手の大きさよりもストレッチできる幅とかそもそもしっかり押さえられているのかという所を注視したいです。ストレッチは筋肉の柔軟なので日頃から柔らかくしてストレッチフレーズにも果敢に挑戦するべきでしょう。
それと大事なのは爪。僕はお師匠から耳タコと言っても差し支えないほど爪に関して言われてきました。ちょっと深爪くらいがいいなどありますがそちらはまた別の記事でお話します。
次回:ギタリストの爪事情。切るだけじゃなく保護も必要!


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