オペラ的プログレNative Construct。1stアルバムから完成されすぎている!

おはようございます、ギタリストの関口です。

先週がお店の特売期間だったため非常に忙しく、ですが働きスイッチがオンのまま突っ走れたのでよかったのですがお休みになったとたん切れてしまい、今ひとつ身が入らなかった休日です。やっぱり人間何か動いてないといきなりは動けないということですね。

今日はこちらのアルバムをご紹介。

Quiet World / Native Construct

Quiet World(Amazonはこちら)

このブログでも名前はちょこちょこ出していたかもしれません。Native Constructは、アメリカのプログレッシブ・メタルバンド。2015年にリリースしたこのファーストアルバムはとても話題になりました。

メンバー


メンバーはRobert Edens(Vo)、Myles Yang(Gt)、Max Harchik(Ba)のトリオでバークリー音楽院出身。先日ご紹介したA.C.Tのミュージカル要素さながら、クラシックやオペラのような音楽も融合したオリジナリティの高いバンドです。

音楽性


現代のプログレッシブ・メタルの形と形容するにふさわしいサウンドです。先に述べたミュージカルのようなシンフォニックを基調としつつ、Djent特有の歯切れのよいギターとつかみどころのない変拍子やコミカルな曲展開が特徴です。ボーカルもクリーンとデスヴォイスを使い分け時に激しく時にセクシーに、そしてエモーショナルで自由な表現力の巧さに圧倒されるばかりです。

個人的にオススメはラストソング#7の「Chromatic Abettation」。その前のインスト曲「Chromatic Lights」からテーマが繋がった12分半の大作でこのバンドの魅力や語るべき要素が一気に詰まった超完成度の出来です。次は何が飛び出してくるのかとてもワクワクします!



関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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