なぜ北欧でメタルが盛んなのか。代表するプログレA.C.Tのサーカスから学ぶ!

おはようございます、ギタリストの関口です。

朝晩めっきり寒くなりましたが今日明日うちにこたつがやってきます。買いたいなー買いたいなーと冬が来るたび思ってましたが物が増えるのが嫌で暖房とブランケットで乗り切ってました。今年の冬はぬくぬくそうです!こたつに入ってポンコツクエストを見るんです僕は。

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とても面白くてBlu-rayを揃えてしまった…!

Circus Pandemonium / A.C.T

Circus Pandemonium

A.C.Tはスウェーデンのプログレッシブ・ロックバンド。今日は2014年発売の大ヒット5thをご紹介します!

バンドの変遷


1995年にFairylandという名前で結成されたのがA.C.Tの始まり。音楽学校で知り合ったメンバーはスウェーデンのコンテストで好成績を残したことをきっかけにA.C.Tと改名、その活動は注目を浴びることとなります。

北ヨーロッパという地域の音楽


スウェーデンを含む北欧という地域はヘヴィメタルが非常に盛んな地域です。高めの税金のおかげか国から文化的な支援もありライブができるためバンド自体が盛んだとか。そしてそこで生まれた音楽もお国柄か人間性か、とてもきっちりしたことを好む傾向にあるようです。とても綺麗で理想的な形だと思います。

プログレも御多分に洩れず、実験的でアンビエントなものより楽器や演奏にそれぞれの役割をしっかり持たせた構築シンフォロックが多くA.C.Tも例外ではありません。

ポップなプログレハードと醜い人間模様


さてアルバムを見ていきましょう。タイトル今作はとあるサーカスで起こった大混乱を歌ったコンセプトアルバムとなっています。サーカスというミニマムな空間で起こる醜い人間模様を描いた悲劇の背景を明るいサウンドに乗せ皮肉に描いていきます。

とてもポップな歌メロにQueenを思わせる分厚いコーラス、歯切れのよいカッティングのギターなど誰でもすんなり入れるハードロックがベースになっています。演奏技術も高くプログレ的なギターとキーボードのユニゾンフレーズが散りばめられていて飽きがきません。

途中、テーマであるサーカスと絡めたようなコミカルな演出や観客の歓声、動揺、混乱と叫びと言った寸劇もアルバムを大いに盛り上げます。ブラックなテーマを掲げると音像も比例し暗くなってしまいがちですが聴き手が暗くならないよう配慮された丁寧かつよく練られた完成度の高いアルバムです。

ちなみにアルバムラストの楽曲「Freak Of Nature」のインスト・コーラスパートはDream Theater「Sacrificed Sons」のオマージュだとか。

よくベテランのライブなどで見られるどこか危なっかしくてハラハラする高揚感というのがありますが、理路整然とされた演奏を(のっぺりという意味ではなく)安心して楽しめる心の居場所みたいなものが北欧のロックには存在します。そんな居場所を求める人におすすめです。

関口竜太

東京都出身。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロギタリスト山口和也氏に師事。ロックやメタルに加え、ブルース、ファンク、ジャズなど幅広い演奏や音楽理論を学ぶ。 プログレッシブロック/メタルの大ファン。自身が企画するプログレッシブ・ロックプロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。

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