人生で初めて夏フェスに参加した話。面白すぎた!

おはようございます、ギタリストの関口です!

お盆休みのためにあちこち行っていて実に五日ぶりの更新です。おかげでかなりリフレッシュすることができまして、もうしばらく極端な遠出はなさそうなのでまた毎日更新頑張っていきます!

そんな休日中のできごととして8月12日はROCK IN JAPAN FES 2018に参加してきました!僕の人生で初めての夏フェスになります。なにぶん初めてでアーティストの撮影が禁止だったのでステージの写真も少ないのですが・・・今日はそのレポートなどまとめです。

 

岡崎体育


会場で最も大きいGRASS STAGEで、最終日のトップバッターとして登場した岡崎体育。一昨年MUSIC VIDEOで一躍話題になってから今やフェスのメインアクターにまで上り詰めました。そのステージは非常にゆるく時々会場から笑いが起こるような緊張を感じさせないパフォーマンス。途中うるっとするようなMCが挟みつつも最後はしっかり落とす、そんな人柄を楽しめるステージでした!

 

モーニング娘。’18


今回目的だった一つ。入場してすぐ見える湖と円形広場に特設された2番目に大きいLAKE STAGEでのステージでした。聞いた話によると、当初は埋まらないんじゃないかと懸念もされたらしいのですが実際は超満員で一時入場規制がかかったとか。モーニング娘。のライブを生で見るのは初めてだったのですが非常にパワフルで、よく知られる1999〜2000年代からは想像できないような緻密なフォーメーションのダンスとフェスで常に盛り上がれるセットリストにたまたま立ち寄った人をも再認識させるような圧巻のパフォーマンスでした。

 

ORANGE RANGE


お昼をすぎ少し休んだところでGRASS STAGEで始まったORANGE RANGE。この日ようやく初めてギターを見ました笑 実のところ全盛期だった2003,2004年ごろ僕はバンド大好きギターキッズだったわけでして、「パクろうぜ発言」などあった彼らが正直好きではありませんでした。しかし時間が過ぎればなんとやらで、誰もが歌えるフェス向きの楽曲にその場の全員が肯定せざるを得ない状況になりました。

ミクスチャーというモダンな音楽性とは裏腹にギタリストのNAOTOさんはヴィンテージストラトやレスポールなどトラディショナルなギターが印象的で、他にパッドやウクレレなど多彩に楽器を操っている多彩さが残っています。

 

fhana


入場ゲートから脇を行ったところにある大型のテントステージWING TENTでは、現在アニソンの代表的バンドとして名高いfhanaのステージがありました。そこまでは詳しくないのですが去年「小林さんちのメイドラゴン」というアニメで話題になった「青空のラプソディ」を聴きたいということで一人WING TENTへ。次の移動もあったためここは賭けでしたが2曲目に目的の曲をやってくれたのでよかったです。ハイトーンが素晴らしいtowanaや終始笑顔でサンプラーを操作し手が空けば前に出てきて観客を煽っていたkevin mitsunagaが印象的でした。今度はゆっくり見たいです!

 

アンジュルム


急ぎ足で戻ったのはGRASS STAGEの後方に設置されたテントBUZZ STAGE。ここではハロー!プロジェクトのアイドルグループ、アンジュルムのステージがありました。アンジュルムは前身がスマイレージというグループで2014年末より現在の名前で活動しています。派手な衣装、激しく攻撃的なダンスと楽曲が特徴で、こちらも見るのは初めてでしたが歴の長いファンに混じって汗を流しながら楽しませていただきました!ちなみにメンバーの和田彩花さんは来年春ツアーをもって卒業だそうです。

 

Superfly


アンジュルムが終わるとGRASS STAGEで歌ってたのはSuperfly。お恥ずかしながら僕はSuperflyがボーカルとギターのユニットとして始まったことを知りませんでした。メジャーデビューをきっかけにギタリストの多保孝一さんがコンポーザーやアレンジへ転向してるんですね。ステージでは有名曲を数曲歌ってくれていました。小柄な体格から発せられる太い声は実際に聴いても存在感抜群で力強く優しいトーンが夕暮れに響きました。

 

サザンオールスターズ


この日、そしてフェス全体を通しての大トリ、デビュー40年というビッグネームとして今年はサザンオールスターズがGRASS STAGEに登場しました。桑田佳祐が出てくるなり、ファンであろうとなかろうと声を上げずにはいられませんでした。本物にはしゃぐ自分が小物に思えて、でもそれすらどうでもよくなってるという変なテンションです笑

往年のバンドって声がへたるのが常なんですが桑田さんのボーカルは全く変わらない全盛期のそれで、むしろ少し若い声の「いとしのエリー」などの名曲を現在の声で聴ける良さは特筆に値します。ステージモニターに映し出された歌詞によって1時間半ずっと歌える仕様、お腹いっぱいというほど聴きたい曲全部やってくれました。

サザンが始まる直前のGRASS STAGE

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全体を通して


夏フェスというのが「暑い」「大変」というイメージしかなかったのですが、まあそのイメージは間違ってないことがわかりました。でもやっぱりそれだけではなく時間や体力を削って一日好きなアーティストの音楽に浸り続けられるという贅沢を堪能できる場で、毎年訪れるフェスのファンの心理は十分理解できました。何事もやってみないとわからないことは多く、それはきっと死ぬまで続くんでしょうけどこの日も僕は一つ経験して一つ学べたということに尽きます。

あと初参加にしては時間配分や行動に無駄がなく混雑も最小限に抑え全てがスムーズにいきました。最後、高速のインター出口を間違えなければ完璧だったのですが笑

いつかはこういうステージに立てるようになりたいなあ!

関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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