米屋?ギタリスト?分けたアカウントを統合した話

こんにちは、米屋ギタリストの関口です。

僕はいくつかツイッターのアカウントを運営していて、メインはギタリスト・ミュージシャンとしてのものなんですが、このたび米屋としての僕のアカウントと統合しました。今日はその経緯と今思うことについてお話したいと思います。

 

元々米屋ギタリストとしてのアカウントだった


元々ギタリストとして、または米屋としてシームレスなアカウントを開設したのが今のメインアカウントでした。が、2年前にギタリストとして自分を売り出すにはあまりにツイッターに余計な情報が多すぎるということでそこで一旦分けました。

 

評価の対象は職人タイプからマルチタイプへ


ですが2年経って世間の状況は一変。何か一本に絞り極める職人タイプが評価される世間から、いろんなジャンルをそつなくこなせるマルチな存在が評価されまた人脈を拡げられるという時代に変化したのです。

そうして一つ、ツイッターでアンケートを取ってみました。

結果はご覧の通り。9割の人がミュージシャン兼米屋でいいよと思ってくれたのです。

 

勘違いをされた外部の意見には取り合うな


ですが引用リツイート機能を使って半ば直接意見を申し立てて来た人もいました。

 

「看板を背負ってるときは看板として口を開くべきで個人として口を開くなら看板は降ろせ。」

「世の中間抜けな奴は大抵看板を掲げて個人の意見を言ってる。お店が大事ならそんなことするな。」

「米屋と個人は分けた方がいい。」

 

まぁ、だいたいこんな感じの意見です。ここでこの人たちが勘違いされてるのは僕という「個人」と米屋という「店舗」を一緒にすると思われてる点です。僕は一言もそんなことは言ってないし、アカウントを分けた際だって「ギタリスト関口」と「米屋店主関口」という分け方をしただけで「僕のお店のアカウント!」と大々的に開設したわけではありません。

これは僕個人の見解ですが、ツイッターはかなりパーソナルなSNSで、あまり企業や団体との相性はよくないと思います。大手のタニタさんやタカラトミーさんのアカウントが企業アカウントの中でも面白いことで有名ですが、それはそれぞれ会社でありながら個人が垣間見れるからです。あれも十分企業アピールなのです。もし看板を背負って個人を発信するがいけないのなら、看板を発信しながら個人が見えるのが二社のパターン。えらい違いです。

そして何か行動を起こせば少なからず摩擦が生じてこのような批判もあります。ですがそんなものに取り合っていてはいつまで経っても行動できません。貴重なご意見をどうもありがとう。

 

自分を掛け算でブランディングせよ


そんなわけでこれからは割とどこでも米屋でありギタリストであるというのを公言していこうと思ってます。

僕の家から半径2km以内に僕よりギターが上手い人はいない。そう思ってます。仮に3km圏内にしたら僕より上手い人がいたとしましょう。そのとき僕は米屋を掛け算するわけです。

僕よりギターの上手い米屋はおそらく10km圏内にもいないと思います。さらに掛け算。

プログレ、YouTube、ブログ、猫、恐竜…

こうして掛け算を重ねていくと日本で僕しか該当しないようなパーソナリティができあがるわけです。ここで重要なのは得意分野を重ねていくこと。拡大解釈すれば仕事にできそうとまで言い換えてもいいと思います。まだまだギターや米に関する知識まで育ってないジャンルもこれから育てて肩を並べてくれれば問題ないです。

 

というわけであまり多くはいらっしゃらないと思いますが、雑談ではなく発信をしていくアカウントを二つ以上お持ちの方はこれから二つを統合してみるとそこから新しい景色も見えると思います。

関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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1件の返信

  1. 2018-10-11

    […] 米屋?ギタリスト?分けたアカウントを統合した話 […]

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