スウェーデンのKaipa。ツインボーカルプログレという“いたずらごころ”が心地いい!
おはようございます、関口です。
梅雨真っ只中のはずなのですがすっかり夏の様相になっている東京です。朝方はパラっと雨が降ったりもするんですが日中は青空とじめっとした暑さですね!ちなみに僕は冬よりも夏の方が好きです。単純に寒さに弱いというのもありますが・・
青空で思い出したので今日はこちらを紹介。
World of the Void / Kaipa
Kaipa(カイパ)は、スウェーデンのプログレッシブ/シンフォニック・ロックバンド。
また書くことがあると思いますがシンフォニック・ロックはその名の通りオーケストラ要素を持つという意味。楽曲の壮大さやコンセプトが関わってくるので図らずもプログレの親戚ということになります。
中核メンバー、ロイネ・ストルト
その中でKaipaは1973年から活動を開始したスウェーデンを代表するバンドです。1982年で一度解散するもオリジナルメンバーであるキーボード/ボーカルのハンス・ルンデンとギターのロイネ・ストルト以外を一新して2000年に活動を再開します。
ですがそれ以前の1994年にロイネがソロ活動として出したアルバム「The Flower King」がそのままThe Flower Kingsというバンドとして昇華、ロイネ自身も2006年にThe Flower Kings一本に絞るためKaipaを脱退します。
女性と男性のツインボーカルプログレ
現在は解散前のKaipaから一皮も二皮も剥け、クラシカルで親しみやすいメロディなどそのままにジャズ・ロック的なアプローチなど独自のプログレへ進化しました。
中でも一際目立つのがアリーナ・ギブソンという女性ボーカル。他にパトリック・ランドストームという男性ボーカルもおりハンスもいますのでツインボーカルにコーラスワークもできちゃうということなのですが、アリーナのボーカルが非常に透き通っていてまさにジャケットの青空のよう。
2014年リリースのアルバム「Sattyg」の中からWorld of the Voidをご紹介しているのはまさにアリーナのボーカルが気持ちいい一曲だからです。彼女はシンガーソングライターでもあるためアコースティックのサウンドと合う!ちなみにSattygはスウェーデン語で「いたずらごころ」。
もちろんバンド持ち前のプログレッシブさも健在でロイネの後任で加入したギタリスト、パー・ニルソンはケリー・キングのような風態からメロディアスで繊細なギターを聴かせてくれます。
個人的にはカイパよりもフラキンのほうが好みですねー。“The Truth will Set You Free” が最高。
ありがとうございます!あ、その曲まだ聴いたことないです。今度チェックします!