超簡単!WavesプラグインZ-Noiseを使う
こんにちは、ギタリストの関口です。
Wavesプラグインの「Z-Noise」ようやく手に入れました!今日はさらっとそちらを解説します。
Z-Noiseとは〜ノイズゲートとの違い〜
Z-Noiseはいわゆる“ノイズリダクション”のプラグイン。音声データからノイズを解析しその周波数を取り除くという効果が期待できます。
一般的な“ノイズゲート”と違うのは、こちらは音全体から一定のレベルを超えた音量を規制するものであってヒスノイズなどごく微量のノイズを軽減させる場合でも減衰させたくない音まで削らざるを得ません。そこがノイズリダクションとは決定的に違います。
使ってみましょう
いくつか見るべきステータスを赤枠で囲みました。
左から、
①ThresholdとReduction。こちらはエフェクトの効きを調整します。
②こちらは波形ウィンドウ。ノイズや音声そのものの波形を見れます。5つのEQ(グライコ)が付いてます。
③右下にはOptimizeという3つの選択肢。ノイズを除去する楽器によって切り替えることができます。今回は音声なので「Smooth」を選びます。
④Noise Profileの名の通りノイズを解析します。ノイズのみの箇所をループ再生しながらLearnボタンを押すことでノイズの周波数を記録しフェーダーで除去していくことができます。
⑤Monitor(モニター)の切り替えです。画像ではAudioになってるので原音からリダクションした音のモニター、Differenceはリダクションされているノイズ音のモニターになります。
さくっと手順
手順としてはまずOptimizeでSmoothを選択。ループ再生からLearnでノイズを解析してReductionフェーダーで効きを調整、Thresholdでノイズの減衰具合を調整していきます。
あまりThresholdを上げてしまうと消したくない原音にまで影響を及ぼし音が変わってしまうのでモニターを切り替えながらノイズだけを除去していきましょう。
最後に、ノイズ除去していない音声とリダクション後の音声を比較してみましょう!
原音(ノイズあり)
Z-Noise処理後(ノイズなし)
サーというヒスノイズが軽減されているのがわかります。今回は一眼レフカメラのマイクによりここまでノイズが入ってしまいましたが録音用のマイクなどのノイズなら軽めの処理でかなりの効果が期待できそうです!
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