プログレを人の役に
こんにちは、ギタリストの関口です。
朝6時の目覚ましはDream Theaterの「6:00」にしてます。もっとも、最近はそれより前に起きてるので使う機会は減りました。
僕はプログレが好きです。
それはもう毎日自分の好みにあったプログレバンドなんてないかなと思ってるほどなんですが、同時にこの好きをどうにか他の人の役にも立てられたらということを考えてます。
「どうしてプログレが人の役に立つんだよ」と聞こえてきそうですが・・・笑
前は・・具体的には4年ほど前までは僕もプログレ好きとは上っ面なものでしたが2015年以降、ほぼ自分の中のメインミュージックとして居座ってくれるようになりました。Apple Musicの登場も大きいですね。
そして僕はファンであると同時にプレイヤーなのでどうにかこれを活かしたいという思いがありまして最近は「プログレとはなんぞや」とか「どうしたらプログレっぽく聴こえるのか」みたいなことを紐解いてそれを広めていければいいなと考えています。
“プログレっぽいアレンジをしてみたいけどどう手をつけていったらいいかわからない”ですとか
“既存の曲の仕組みとか解釈を分析してみて理解を深めたい”といったことをやりたいです。
それが積み重なって一つの参考や手引きになればいいなと思ってます。
媒体としてはYouTubeがベストですが同じことをブログでも解説したいです。
まだ目処は立ってませんが言いたいことは募ってるので今後もこのブログをよろしくお願いいたします!
Ripped Apart and Reassembled / Nova Collective
Nova Collectiveは最近話題になりだしているイギリスのインストゥルメンタル・プログレバンド。こちらがデビューアルバム(2017年)。
ベースにBetween The Buried And Meのダン・ブリッグス、ギター・キーボードはHakenのリチャード・ヘンシャル、そして元Hakenのピート・ジョーンズ(キーボード)、ドラムにマット・リンチという編成です。
プログレメタルを根底に添えてはいるもののメロディや空気感は澄んでいてとても気持ちがいいです。
ギターはDjentにも近い音作りをしているのか、歪みは抑えめで歯切れのいいリフを聴きくことができます。
非常にテクニカルかつインテリジェンスな音楽性のバンドで、曲を象徴するようなテーマメロはありませんが随所に70年代プログレの香りも詰め込み一聴したときの印象はアートロックやジャズ/フュージョンに近いものを感じました。
全6曲48分という時間をたっぷりテクニカルで埋め尽くしてくれる満足度の高いアルバムで非常にオススメ。