いつまで待ってる?大通りに出て行けない車

こんにちは、ギタリストの関口です!

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写真撮影でにっこり笑ってと言われると口角がぎこちなくなることで有名です。

みなさんは日頃車とかバイクとかの運転をされるでしょうか?僕は日中、自分のお店であるお米屋さんを営んでおりますのでどちらもします。雨の日でも風の日でもお客様から「米びつが空っぽ〜!」と言われればヘルメットを被ってもしくはシートベルトを締めて、即座にピンチへ駆けつけます。

中でもバイクではよく細い路地をうねうね進みます。で、手頃なところで大通りに出るのですが、たまに僕の目の前に車が止まっていたりします。

一度タイミングを逃すとなかなか入れない


路地から大通りに出て来たけどなかなか交通の流れに乗れず左折して行けない車っていうのが多いのです。出て行くのに信号はありません。タイミングを見なければいけないのです。僕も後ろでちらちらしながら待ってるのですが「あー今行けたのにー」なんて思ったりそわそわしてしまいます笑

僕はバイクなのでスッと出ていけちゃうのですがいかんせん車だとなんとなく出て行きづらいんですよね。わかります。子どもの頃、大縄跳びでタイミングをつかめず入って行けなかったなぁなんてことを思い出してるとようやく赤信号で通りの流れが止まってお互い出て行くことができました。

横着がロスを生む


でも本当にそこしかタイミングがなかったのでしょうか?

見るところ、その道路は片側二車線のよくある道路なのですが、ずっと走って行くのに左車線には他の車が停車していることもあります。思うのですが、その車は極力車線変更しないで済む右車線へ出て行きたかったのではないでしょうか。

走ってる車は路肩に駐車された車を嫌って基本右車線で走ってます。なので左車線は比較的空いてるんですよ。左折した後またウィンカーを出して進路変更したくない、二回割り込むみたいで申し訳ないという負い目から一度で右車線に飛び出して流れに乗りたいと思っていたのではないでしょうか。

でもここで考えて欲しいのです。

車は右車線に出るために結果なかなか出て行くことができませんでした。でも左なら、とりあえず左折して出て行くことはできたのではないでしょうか?

もちろん、大通りが優先道路なので最低限の交通ルールとマナーは必要ですよ。

不用意に他の車を止めて割り込んでいいなんて僕は自分がされたらムッとしちゃうのでやりません。そうではなく自分が入っていけるハードルをもっと低くすればとりあえずそこから始めることはできるというお話です。

ハードルはグッと低く


何かを始めるとき人はいつも理想を高く持ちすぎます。

もちろんそれも大切なことなのですがそこに固執するばかり、肝心なスタートをいつまでも切れないのです。

かくいう僕もそうでして、「かっこいいギターソロの動画撮ってツイッターに上げよう」と意気込んでも練習してるうちに段々と自分のプレイの粗が気になり出してそのうち飽きて結局上げないという。ま、責任はないしいいかーと思ってしまうとその自己完結から抜け出せない癖がついてしまいます。

とりあえずやってみる!

これが重要なんだと人から散々言われて来ましたが自分が納得する形に落とし込むのにはすでに癖がついていたので時間がかかりました。

どうせ出すならクオリティを追求するのは必要ですが、できるところまでやって今、これ以上はできないということには

知ったことか!

という気合いで思い切って表に出してしまいます。

この「知ったことか」という考え方はGLAYのTAKUROさんが著書で仰っていた言葉でできないことを今考えても仕方がないといういい考え方なので気持ちを切り替えるときに使っています。投げやりのようですが、その実新たな切り口や見えなかった発想が見えるときがあります。

というわけで今日は

Will Be King / GLAY

HEAVY GAUGE

こちらをご紹介します。

GLAYはプログレではないのですが、プログレより遥か以前から僕には影響を与え続けてくださいました。

このWill Be Kingは99年アルバム「HEAVY GAUGE」収録、GLAYの絶頂という時期、しかし本人たちには密かにヒットの重圧から解散の影が忍び寄っていた頃に発表されました。

二部構成になっていて前半と後半で曲調が変わる7分半の大作として人気の曲です。そういう意味ではプログレの要素十分です。

ずっと誰かの背中を追って大きくなり続けたGLAYからあるとき見るべき背中がなくなりあれほど彼らを非難していた人たちも消えたとき、ロックバンドとしてのありかたを問いながら、まさに気持ちを切り替えていこうという意気込みを感じます。

そこから何かを始めよう まだ見ぬ世界へと助走をつけて飛べばいい

飛びたいのに、飛ぶ前から飛んだ後のことを考えるのはもったいないです。

新しい流れに乗った自分を想像して思い切って踏み出してみましょう。

では今日も一日、安全運転で!笑

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関口竜太

東京都出身。ギタリスト、音楽ライター。 ​14歳でギターを始め、高校卒業と同時にプロ・ギタリスト山口和也氏に師事。 ブログ「イメージは燃える朝焼け」、YouTube「せっちんミュージック」、プログレッシヴ・ロック・プロジェクト「Mind Over Matter」を展開中。2021年から『EURO-ROCK PRESS』にてライター業、書籍『PROG MUSIC Disc Guide』にも執筆にて参加。

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2件のフィードバック

  1. 2018-07-08

    […] いつまで待ってる?大通りに出て行けない車 […]

  2. 2018-07-27

    […] いつまで待ってる?大通りに出て行けない車 […]

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