プログレはプログレじゃない?
おはようございます!関口です。
今朝は納豆カレーでした。納豆とカレー、どちらも大好きですが納豆は結構なんにでも合います。
ネバネバの食材は血液をさらさらにするしお肌にも良いです!
ネバネバになったお鍋の中のカレーは捨てましょう、腐ってます。
さて、プログレバンドと一口に言ってもその形態や各バンドの音楽性は結構さまざまですが
僕が高校生のときから特に好きでプログレ入門したきっかけのバンドと言えば
もはや言うまでもない超絶技巧でお馴染みのプログレメタルバンドで、
現在音楽的に話の中で「プログレだね」なんて言う時は大抵ドリムシの音楽性を踏まえて言っている場面が多いです。
そもそも「プログレ」とは
そもそもプログレってなんなのよと訊かれると、これが一言では答えられないような質問で、
曖昧な要素も多いのですが
60年代後半にイギリスで生まれたジャンル、そして70年代にブームを巻き起こした五大プログレバンド
・Emerson Lake & Palmer(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)
を踏襲したスタイルや音楽性ということになります。
え?プログレを知るためには50年も前のバンドをおさらいしないといけないの?とも取れますが、
早い話、変拍子だったり長尺の曲だったり、複雑なリズムのキメだったり、シングル単位の楽曲ではなくアルバム単位を作品とする姿勢(コンセプトアルバム)だったり・・・
結構今では当たり前の要素たちです。
J-POPで10分20分の曲はなかなかお目にかかれませんが
その他は昨今のアイドルやアニソンでもよく聴くことができます。
でも40〜50年前の当時は最先端だったのです。
それまでの2,3分でシンプルに完結する音楽とは明らかに違う、一歩進んだ音楽だったので「プログレッシブ」と形容されるようになりました。
ブームが去ってもプログレが死ななかった訳
でも当時最先端でも今は全然最先端じゃない、そうなるとプログレッシブという形容はいかがなものかっていう空気がブームが去った80年代ごろ確かにあったそうです。
しかし他に呼び名もない、何よりプログレ(海外だとProg)で通じるし、まだまだファンも多いこのジャンルをこれからもプログレと呼ぼうじゃないかということで今日まで続いてきました。
結局のところ、プログレというのは精神の話だと思ってます。
昨日とは違う自分、前進した自分、殻を破った自分、皮が剥けた自分、
そうした見えない向こう側へ足を踏み出していく勇気なのだと
70年代の最先端音楽は僕に教えてくれました。
その精神に直接触れることができるから、
今でも「Tarkus」のオルガンで鳥肌が立つし「Starless」に胸を打たれます。
一種の礎のような感じでもあります。
温故知新という言葉もあるように古いものに目を向けてこそ新しいものが見える、というのは言われ続けた真理です。
なので僕はプログレや音楽に限らず好きなものはそのバックグラウンドが気になります。
どうしてこういう形になったのだろう、ここまでどんな苦労があったのだろう、なんでこの男の人をパートナーに選んだのだろう、とか。
その後どんなに古くなろうが、今新しいものをという気持ちを忘れずにしたいです。
話が若干脱線しましたが、入り口はドリムシでしたね。
ジョン・ペトルーシのピックを買って試してた朝だったのです。
新しいものやちょっとした変化が好きだというお話でした。
自分はポートノイ脱退後のDTはどうも好きになれません。 暴君だ何だと言われていても,やっぱり彼の作る音楽とドラムはバンドにとって不可欠で唯一無二でした。 ADTOEもI&Wへの回帰だなんだと言われてましたが,バンドメンバーが揃っていないのに回帰も何もないだろうと思いましたし,さらにはセルフタイトル盤まで出しちゃって.. 最近のDTも好きですか?
コメントありがとうございます!そうですね、今のDTも好きですよ。prcさんのようにマイク・ポートノイがいたDTももちろん大好きですが、僕にとって重要なのは脱退してバンドがどう動いたかという部分でしょうか。主要メンバーが変わるとバンドは保守的に「再現」に走ってしまいがちですが彼らは今の五人でできる新しいDTを見せてくれてますのでそれを僕は幸運にも受け入れることができました。ADTOEに関してはドラムこそマンジーニですが彼はここではプレイヤーでしかないのでポートノイはいなくてもポートノイの残り香を感じることができるアルバムとして気に入っています。